ジミ・ヘンドリックス、モントレーで燃やせなかったギターが3,000万円で落札
ジミ・ヘンドリックスが1967年のモンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティヴァルで火をつける直前に交換した、お気に入りのギター(黒のフェンダー・ストラトキャスター)が23万7,000ポンド(約3,105万円)で落札された。
ヘンドリックスがギターに火を放つのはモントレーが初めてではなかったが、同フェスティヴァルの“炎のギター・パフォーマンス”は『Rolling Stone』誌の表紙を飾ったことや記録映像により、ロック史を代表する名シーンの1つになった。
今回、オークションに出品されたのはこの燃えたギターではない。燃やされたと思われていたが、実際は燃やす決心がつかず取っておいたほうだ。ヘンドリックスはお気に入りに火をつけることはせず、密かに価値が低いべつのギターに交換していたという。しかも、使いまわししていたらしい。レコード会社のマネジャー、ジェイムス・ライトは『The Times』紙にこう話している。「ジミはギターを破壊した後それを修理して、そのあと同じ目的で使用するようにしていた」「彼は大抵、黒いギターをプレイしていたが、最後に修理したギターと交換して火をつけていたんだ。当時、黒のフェンダーが彼のお気に入りだったが、それは台無しにしたくなかったんだよ」
ヘンドリックスは当初、ギターを叩き壊そうと考えていたが、ザ・フーのピート・タウンゼントに先を越されてしまったため、火をつけることにしたそうだ。
ジミー・ヘンドリックスが初めて燃やしたといわれるギターは、2008年に28万ポンドで落札されている。
Ako Suzuki, London
ヘンドリックスがギターに火を放つのはモントレーが初めてではなかったが、同フェスティヴァルの“炎のギター・パフォーマンス”は『Rolling Stone』誌の表紙を飾ったことや記録映像により、ロック史を代表する名シーンの1つになった。
今回、オークションに出品されたのはこの燃えたギターではない。燃やされたと思われていたが、実際は燃やす決心がつかず取っておいたほうだ。ヘンドリックスはお気に入りに火をつけることはせず、密かに価値が低いべつのギターに交換していたという。しかも、使いまわししていたらしい。レコード会社のマネジャー、ジェイムス・ライトは『The Times』紙にこう話している。「ジミはギターを破壊した後それを修理して、そのあと同じ目的で使用するようにしていた」「彼は大抵、黒いギターをプレイしていたが、最後に修理したギターと交換して火をつけていたんだ。当時、黒のフェンダーが彼のお気に入りだったが、それは台無しにしたくなかったんだよ」
ヘンドリックスは当初、ギターを叩き壊そうと考えていたが、ザ・フーのピート・タウンゼントに先を越されてしまったため、火をつけることにしたそうだ。
ジミー・ヘンドリックスが初めて燃やしたといわれるギターは、2008年に28万ポンドで落札されている。
Ako Suzuki, London
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