コルグ「iKaossilator」がバージョンアップ!AudioExport搭載&iPadネイティブ対応、セール延長+iELECTRIBE/iMS-20もセール

「iKaossilator」は、楽器経験不要、指先ひとつで誰でもプロフェッショナルなトラック・メイクができる、まったく新しいシンセサイザー。2011年10月に登場するや、App Store各国のミュージック部門でトップ・セールス・ランキング1位を獲得。ガジェット楽器アプリの代表的存在となった。そのいKaossilatorのバージョン2が、リクエストの多かった数々の新機能を搭載し、早くも登場することとなった。
新機能の1つめは、演奏をファイルに書き出す「Audio Export」機能。これにより、演奏のリアルタイム・レコーディングや、完成したループのオーディオ・ファイルへの書き出しが可能となった。iTunes経由でMac/PCに送って友達に聴かせたり、DAWなどに取り込んで本格的な音楽制作に活用することができるのだ。また、SoundCloud に直接アップロードすることも可能となっている。
iPadネイティブ対応もうれしいところ。これまでは、iPhone用の画像を拡大したものとなっており、グラフィックや文字のギザギザが気になったが、今回のバージョンアップでiPadでも非常に美しいユーザーインターフェイスでプレイできるようになっている。
楽器アプリ間でオーディオ・データを共有する「AudioCopy」対応は、iPhone/iPadで音楽制作を完結したい人にとって福音となる機能だ。「AudioCopy」は、アプリ間でオーディオ・データをコピー&ペーストできるSonoma Wire Works社が開発した仕組み。iKaossilator で書き出したオーディオ・データを「AudioPaste」対応アプリに送ることで、さらに楽曲のブラッシュアップができるというわけだ。
パフォーマンス向けには、簡単にフィルとブレイクを生み出せる「Flex Play」機能の搭載が光る。「Flex Play」はフィルやブレイクを簡単に生み出す、ライブ・パフォーマンス向けの機能。操作はLengthまたはTempoをタップしたままの状態で、タッチ・パッドをなぞるだけ。X方向ですべてのパートのLength、Y方向でTempoを瞬時に変更することができる。たとえば、ダンスミュージックで定番となっているブレイク時のドラムの連打が、既存のループに変更を加えることなく生み出せる。曲にダイナミックな変化を加えることで演奏の幅を広げられるというわけだ。その他にも、視覚障害者の方でも操作できるVoiceOver対応、演奏スタイルにあわせて選択できる2つのミュート・モード搭載など、細部に渡って使い勝手が向上している。
「KORG iKaossilator v2」は2011年11月30日より、App Store(iTunes Store 内)にてダウンロード配信開始。すでに購入している人は、無償でアップデート可能だ。
また、価格については11月30日まで発売記念プライスとして50%OFFの850円で提供されてきたが、好評につき、これが延長されたのも見逃せない。発売記念 50% OFF スペシャル・セールは12月31日までとなる。
また、iPadネイティブ対応を記念して「iELECTRIBE」シリーズと「iMS-20」についても11月30日から12月2日までの3日間、期間限定の50% OFF セールが実施される。
◆KORG iKaossilator for iPhone and iPad
価格:1,700円(発売記念セール 2011年12月31日まで850円)
◆iKaossilator 製品詳細ページ
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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