コルグ、ポータブルなMIDIキーボード「nanoKEY Fold」発売

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コルグが、「nanoKEY Fold」を11月28日に発売する。

「nanoKEY Fold」はユニークな折りたたみ式のデザインを採用し、スマートフォンのように持ち運びができる。他のどのMIDIキーボードよりも薄く小さく軽量。

超小型にもかかわらず、nanoKEY Fold は、パワフルでクリエイティブな機能が満載。没入感のある多彩な演奏体験を提供する。


【静音キーベッド】
メンブレン・キーボードのボタンは、快適なアクションと適度な打鍵感を実現しながらも、完全な静音性を保つよう設計しているため、周りを気にすることはない。ベロシティは13段階から選択可能。
【スケール・ガイド】
内蔵された15種類のスケールから選択し、本体LEDにより演奏をガイド。イージー・スケール・モードでは、キーを押すたびに正しい音を演奏できる。さらに、タッチ・スライダーにスケールを割り当てることもでき、複雑な演奏も瞬時に行うことができる。


【コード・モード】
選択したスケールとキーに基づいて、各キーにコードを自動的に割り当てることができる。
【フレキシブルなアルペジエーター】
強力なアルペジエーターが内蔵されており、膨大な種類のアルペジオとリズム・パターンを専用コントロールでシームレスに変更できる。
【演奏とコントロールのための2つのタッチ・スライダー】
ピッチとモジュレーションをコントロールするタッチ・スライダーは、特定のCC 値をコントロールしたり、選択したスケールのノートを直接演奏したりするために割り当てることができる。指を滑らせるだけで、新たな表現を可能にし、常に正しいキーとスケールで演奏できる。
【スプリット機能】
nanoKEY Fold の左右のパートに異なるモードを割り当てて演奏することができ、コード、スケール、メロディーの組み合わせや、コントロール/プログラム・チェンジを自由に組み合わせて演奏することができる。


USB-C とTRS-MIDI に対応するnanoKEY Fold は、スマートフォン、タブレット、PC に簡単に接続でき、プラグ・アンド・プレイを実現。さらに、TRS-MIDI 出力により、アナログ・シンセやドラム・マシンのようなレガシーMIDI 搭載デバイスとの接続が可能になり、クリエイティビティの可能性がさらに広がる。

コントローラに割り当てた設定を、15 個のシーンとしてnanoKEY Fold に保存できる。このユーザー・シーンを使えば、使用するソフト音源やDAW に合わせて、あらかじめ用意した設定を瞬時に切り替えることができる。Win/Mac 対応の無料ソフト「KORG KONTROL EDITOR」を使って、シーンをカスタマイズできる。

カラー・バリエーションを5 種類用意。王道のBlack やWhite から、落ち着いたトーンのSand Beige、Alpine Green、色鮮やかなLava Orange まで、どんなスタイルにも合うカラーを用意。

nanoKEY Fold には、人気のiPad / iPhone アプリKORG Module の特別版、コルグ名機をプラグイン化したKORG Collection M1 Le など、モバイルからデスクトップまで、豪華でパワフルな音楽ソフトウェアが最初から付いている。本体を手に入れさえすれば、新たにソフトウェアを購入する必要はない。

主な仕様

鍵盤:鍵盤数25 鍵、ベロシティ 1~127、オクターブ・シフト -4~0~+4
シーン:15
アルペジエーター:アルペジエーター・リズム・パターン 15
コード・モード:スケール・タイプ15
接続端子:USB 端子(Type-C)、MIDI OUT 端子(3.5mm TRS ミニ・フォーンジャック)
電源:USB バス電源方式
消費電流:500 mA 以下
外形寸法(W×D×H):折りたたみ時147 x 73 x 17 mm、使用時282 x 73 x 14 mm
質量:126 g
付属品:USB ケーブル、MIDI TRS-DIN アダプター・ケーブル、クイック・スタート・ガイド

「nanoKEY Fold」
FOLDABLE MIDI KEYBOARD
メーカー希望小売価格 ¥14,850(税込)
※2024 年11 月28 日発売予定

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