[クロスビート特選ニュース] ルーファス・ウェインライトのライヴは拍手禁止?

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シンガー・ソングライターのルーファス・ウェインライトが、今週スタートしたツアーに来場するオーディエンスに向け、公式サイトであるお願いを出した。それはコンサートの最中、歓声や拍手をしないでほしいというものだ。公式サイトのツアー日程のページには、以下のような文章が掲載されている。

「ルーファスから、今回のツアーにお越しいただく皆さんにお願いがあります。プログラムの第1部は、ダグラス・ゴードンの映像と共に連曲としてパフォーマンスされます。この第1部では、ルーファスがステージを去るまで歓声を上げないでください。彼がステージから降りることも演出の一部です。少しの時間を挿んだらルーファスが第2部のためにステージに戻りますので、そちらでは心からの拍手をお願いします」

ルーファスの新作「オール・デイズ・アー・ナイツ:ソング・フォー・ルル」(日本盤6月2日発売)はシェイクスピアなどに影響を受けたコンセプチュアルな作品。映像を担当するダグラス・ゴードンは英グラスゴー出身の現代美術家で、ドキュメンタリー映画『ジダン神が愛した男』の監督などで知られる。40公演に及ぶツアーはヨーロッパや北米を回り、2010年11月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで最終日を迎える。

◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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