『カラーパープル』の女優/シンガーらが新作を発表へ。
ブロードウェイ・ミュージカル版『カラー・パープル』に出演し、トニー賞の最優秀助演女優賞候補となったこともあるジャズ/R&Bシンガーのエリザベス・ウィザース(Elizabeth Withers)が、3年ぶりの新作を発売することが分かった。
先月、DJスピナ(DJ Spinna)やアンジェラ・ジョンソン(Angela Johnson)などが契約するニューヨークのインディ・レーベルPurpose Music Groupが、インディ最大手のE1 Entertainmentとの提携を発表。両者共同で、女優でジャズ/R&Bシンガーのエリザベス・ウィザースと、フォーキーなR&Bを歌うシンガー・ソングライターのアンソニー・デイヴィッド(Anthony David)の2人のニューアルバムを発売することも正式に発表された。これはアメリカだけでなく、ヨーロッパ、英国、オーストラリア、南アフリカなど世界各国での展開も含まれているという。エリザベス、アンソニー共に、ニューアルバムは今年夏頃のリリースを予定している。E1はブライアン・マックナイト(Brian McKnight)やドゥウェレ(Dwele)などが契約し新作をリリースしているほか、最近もフェイス・エヴァンス(Faith Evans)、ヴィヴィアン・グリーン(Vivian Green)など多くの才能が続々と契約を結んでいる。
エリザベス・ウィザースは、ブロードウェイ・ミュージカル版『カラーパープル』に出演し、アメリカ演劇界で最も権威ある賞といわれるトニー賞の最優秀助演女優賞候補に選ばれた。2007年に名門レーベルBlue Note Recordsから、"It Can Happen To Anyone"というアルバムでシンガー・デビューを飾った。アンソニー・デイヴィッドは、インディア.アリー(India.Arie)のアルバム制作に関わっていることでも知られるシンガー・ソングライター。2009年にはそのインディアとのデュエット曲"Words"で、グラミー賞の最優秀R&Bパフォーマンス部門(デュオまたはグループ)にノミネートされている。
◆エリザベス・ウィザース Artist Info(notrax)
◆エリザベス・ウィザース Artist Video(notrax)
text by notrax