エリカ・バドゥ、ツイッターでP・マッカートニーからサンプリング許可を得る。

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3月に新作を発表、4月には久々の単独来日公演も決定したエリカ・バドゥ(Erykah Badu)だが、なんとツイッターを使って、あっという間に楽曲サンプリングの許諾を得るという'離れ業'を実現させてしまった。

エリカは、全米で3月30日(日本盤は3月31日)に待望のニューアルバム"New Amerykah Part Two: Return of the Ankh'"の発売が予定されているが、どうやら収録曲にポール・マッカートニー(Paul McCartney)が権利を持つ楽曲をサンプリングしているものがあり、期限までに彼の許諾をもらえなければその曲を収録できないという問題にぶつかった。その期限まで残り24時間を切っており、なんとかポールと話がしたいエリカは、レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)がポールの娘、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)と知り合いであることから、レニーに連絡を取ろうとするも、彼の連絡先を無くしてしまっていた。そこで彼女は、ツイッター上で「誰かレニーと連絡をつけてくれない? ニューアルバムのために大事なことだから、誰か手伝って!」と'つぶやき'、彼女のフォロワーに協力を申し出た。すると、レニーを知っているアートディレクターから彼の連絡先を教えてもらうことに成功。最終的には無事にポールと連絡が取れたようで、「ポール・マッカートニーがサンプリングを許可してくれた。問題解決!」と喜びの'つぶやき'をした。これについてクエストラブ(?uestlove)は、「ツイッターの奇跡だ」と驚きの'つぶやき'を返している。実に現代的な方法であっという間に問題を解決したエリカ・バドゥ、これで待望の新作は予定どおり無事に発売されそうだ。

◆エリカ・バドゥtwitter
◆エリカ・バドゥ Artist Info(notrax)
◆エリカ・バドゥ Artist Video(notrax)
text by notrax
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