ジュリアン・カサブランカス「ソロをやりたかったわけじゃない」

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9月30日に初のソロ・アルバム『フレイゼズ・フォア・ザ・ヤング』をリリースしたザ・ストロークスのフロントマン、ジュリアン・カサブランカス。もともとソロ活動に関心があったわけではないが、ほかのメンバーの動きに刺激されたそうだ。

カサブランカスはXfmでこう話した。「いや、べつに(ソロ活動を)やりたいと思ってたわけじゃない…。でもみんながサークルの外に出て…、ストロークスの外でやるのはよかったよ」

また、1人でのレコーディングは“もろ刃の剣”だったとも話している。「完全に自由だった。多分、自由すぎた(笑)。いいとこと悪いとこがあったよ。ストロークスは、厳しい陪審員の集まりだ。あのバンドの中で生き残るものがあるとしたら、それは5人のもんのすごくうるさい男たちを喜ばせたってわけだ(笑)。それが、バンドのいいところだけどね」

すでに、世界に先駆け初のソロ公演を日本で行なったカサブランカス。まだ詳細は発表されていないものの、12月にはUKでのパフォーマンスも考えているという。そして気になるザ・ストロークスの新作のほうだが、カサブランカスは「俺は準備はできてる」とのこと。しばらくは、両方の活動に忙しくなりそうだ。

UKでは『Phrazes For The Young』は10月19日にリリースされる。

Ako Suzuki, London

『フレイゼズ・フォア・ザ・ヤング』
2009年10月下旬発売予定
BVCP-40087 \2,520(税込)
※日本盤のみオリジナルマウス・ステッカー&インタビュー記事封入

◆ジュリアン・カサブランカス・オフィシャルサイト
◆ジュリアン・カサブランカス・マイスペース
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