フュージョンの幻の名作が待望のCD化

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1970年代に、全米を始めとして日本でも大きなブームなったフュージョン・ミュージック。日本では、ラリー・カールトンやリー・リトナー、アル・ディメオラなどのギター・フュージョンを筆頭に、スタッフやリターン・トゥ・フォーエバーなど数多くのアーティストが大ブレイク、大人気となった。また数多くの和製バンドも排出し、カシオペアやプリズムなど、実力派バンドが続々と登場して、このシーンを盛り上げた。

そんなフュージョン・ブームから30年以上の年月を経たいま、再びこのジャンルが再評価されている。いまだCD化されていない歴史的な名盤やレア・アイテムから、選び抜かれた米国コロムビア/エピック・レーベル10タイトルが一挙にCD化されリリースされるのだ。

これは、ジャズ専門誌「ADLIB」とTOWER RECORDS、そしてソニーミュージックジャパンインターナショナルの共同企画<スーパー・プレミアム シリーズ Vintage in 70's>。まずは、“ファンキー・フュージョン編”として10タイトルを発売、うち7タイトルが世界初CD化、残る3タイトルは日本初のCD化となる。

例えば、ラルフ・マクドナルドを中心に、トップ・セッション・ミュージシャン6人によって結成され、当時スタッフと人気を二分したザ・ライターズ。今回発売される衝撃のデビュー作『ザ・ライターズ』は、ベースにアンソニー・ジャクソン、ドラムスにハーヴィー・メイソンというリズム隊、そしてチンギターにジェフ・ミロノフとヒュー・マクラッケンを擁するという驚きの布陣。

また、ハービー・ハンコック、ジョー・サンプル、デイヴ・グルーシン、デヴィッド・T・ウォーカーという、オールスターを配したワー・ワー・ワトソンのリード作『エレメンタリー』は日本では初のCD化。

ロドニー・フランクリン、フレディ・ハバード、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・T・ウォーカー、アーニー・ワッツという夢の競演が聴ける『イン・ザ・センター』も世界初のCD化だ。

当時レコードを買い集めて熱中していたのに、未CD化のために何年も聴くことができなかったというファンは快哉を叫ぶに違いない。とにかく、眠っていた名盤の数々が白日の下に晒される。何年かぶりのフュージョンに、じっくり耳を傾けてみよう。

●ラインナップ
(1)ライターズ 『ザ・ライターズ』
1978年作品 SICP-1791 世界初CD化
(2)ライターズ 『オール・イン・ファン』
1979年作品 SICP-1792 世界初CD化
(3)ワー・ワー・ワトソン 『エレメンタリー』
1976年作品 SICP-1793 日本初CD化
(4)ロニー・フォスター 『ラヴ・サテライト』
1978年作品 SICP-1794 世界初CD化
(5)ボビー・ハンフリー 『フリースタイル』
1978年作品 SICP-1795 世界初CD化
(6)ロドニー・フランクリン 『イン・ザ・センター』
1978年作品 SICP-1796 世界初CD化
(7)ロドニー・フランクリン 『ユール・ネヴァー・ノウ』
1980年作品 SICP-1797 世界初CD化
(8)チョコレート・ジャム・カンパニー 『ザ・スプレッド・オブ・ザ・フューチャー』
1979年作品 SICP-1798 世界初CD化
(9)ジョージュ・デューク 『ドント・レット・ゴー』
1978年作品 EICP-976 日本初CD化
(10)ジョージ・デューク 『リーチ・フォー・イット』
1977年作品 EICP-977 日本初CD化

●詳細はこちらで
http://www.sonyjazz.jp/
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