コールドプレイ「新作で新しい章の幕開け」

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ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えたニュー・アルバムがもうじき完成間近のコールドプレイ。メンバーは「前作で3部作が終わった」と考えており、今作でこれまでとは違う方向に進んでいるそうだ。

ギタリストのジョニー・バックランドは『Rolling Stone』誌にこう語った。「これまでの3作(『Parachutes』『A Rush Of Blood To The Head』『X&Y』)は3部作だったと思っている。それは完結した。だから、違うものを作りたいって思ったんだ」

新曲を視聴したという同誌のライターは「歪んだギター・サウンドをフィーチャーしたエッジーな音で、歌詞もダークになった」と評している。

ヴォーカルのクリス・マーティンはこう話している。「いいか悪いかは別として、僕たちもっと色を使うようになった。みんなを喜ばせるのは不可能だ。それを学ぶのに時間がかかったよ。“みんなが気に入るわけじゃないかもしれない。(でも)僕たちはいま、こうしたいと思ってる。だから、やってみよう”って言うのは自由だろ」

'05年の『X&Y』に続く4作目(タイトル未定)は5月リリースが予定されている。現在、トラック・リストを選出中らしいが、同誌によると、「Violet Hill」「42」「Yes」「Death And All His Friends」「Cemetaries Of London」「Life In Technicolor」「Chinese Sleep Chant」「Strawberry Swing」「Reign Of Love」などが収録されるのではないかという。

コールドプレイはこの夏、<サマーソニック'08>で2年ぶりの来日を果たす。

Ako Suzuki, London
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