ジョイ・ディヴィジョンの映画、国内でも5部門を受賞
カンヌ映画祭をはじめ、世界各国のフィルム・フェスティヴァルで高い評価を得た元ジョイ・ディヴィジョンのシンガー、イアン・カーティスの自伝映画『Control』が、英国のインデペンデント映画を称える<The British Independent Film Awards>で最多の5部門を受賞した。
同作は、最優秀作品に選ばれたほか、監督のアントン・コービンが最優秀監督賞と最優監督デビュー賞(The Douglas Hickox Award)、カーティスを演じたサム・ライリーが最優秀新人、ジョイ・ディヴィジョンのマネージャーでファクトリー・レコーズの共同経営者だったロブ・グレットンを演じたトニー・ケブルが最優秀サポート・アクトを受賞した。この役に抜擢されるまで倉庫で働いていたというライリーにとって、最高の銀幕デビューとなった。
また音楽関連としては、ジュリアン・テンプルが監督した故ジョー・ストラマーのドキュメンタリー・フィルム『Joe Strummer: The Future Is Unwitten』が最優秀ドキュメンタリーに輝いている。
英国は毎年、優れたインデペンデント映画を輩出しているが、同アワーズではこれまで、アカデミー賞にもノミネートされた『The Constant Gardener(ナイロビの蜂)』『Vera Drake(ヴェラ・ドレイク)』『Billy Elliot(リトル・ダンサー)』などが最優秀作品に選ばれている。
『Control』は、300万ポンド(約6億円)という(長編映画にしては)低予算で作られた。
Ako Suzuki, London
同作は、最優秀作品に選ばれたほか、監督のアントン・コービンが最優秀監督賞と最優監督デビュー賞(The Douglas Hickox Award)、カーティスを演じたサム・ライリーが最優秀新人、ジョイ・ディヴィジョンのマネージャーでファクトリー・レコーズの共同経営者だったロブ・グレットンを演じたトニー・ケブルが最優秀サポート・アクトを受賞した。この役に抜擢されるまで倉庫で働いていたというライリーにとって、最高の銀幕デビューとなった。
また音楽関連としては、ジュリアン・テンプルが監督した故ジョー・ストラマーのドキュメンタリー・フィルム『Joe Strummer: The Future Is Unwitten』が最優秀ドキュメンタリーに輝いている。
英国は毎年、優れたインデペンデント映画を輩出しているが、同アワーズではこれまで、アカデミー賞にもノミネートされた『The Constant Gardener(ナイロビの蜂)』『Vera Drake(ヴェラ・ドレイク)』『Billy Elliot(リトル・ダンサー)』などが最優秀作品に選ばれている。
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