ツェッペリンの再結成、ミュージシャンの反応

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噂されるレッド・ツェッペリンの再結成に対し、一般の人たち同様、ミュージシャンの間でもいろいろな反応が上がっているようだ。何としてでもチケットを手に入れたいという人、ちょっと心配という人、最悪なショウになるだろうと予測する人、さまざまな声が上がっている。

ベイビー・シャンブルズのベーシスト、ドリュー・マコーネルはツェッペリンの大ファンだけに、故ジョン・ボーナム(Dr)がいないリユニオンにちょっと不安が感じているそうだ。彼はNME.COMにこう話している。「(彼らが)やりたいっていうなら、いいじゃないかな。でも、ボーナム抜きでやるっていうのはちょっと心配だ」

そして「最悪のショウになる」と言い切るのは、The Viewのシンガー、カイル・ファルコナー。「サイテーなものになるよ。あのシンガー(ロバート・プラント)はもう歌えないからな。テレビ番組で見たことがあんだよ。これまでの人生で、あんな最悪のスクリームは聴いたことない。俺は、どんなことがあってもご免だね」

一方、ダーティ・プリティ・シングスのフロントマン、カール・バラーは、どちらかというと“何としてでもチケットを手に入れたい”派のようだ。彼はこうNME.COMに話している。「ものすごくエキサイティングだ。全部の曲、勉強しとかなきゃな。ま、ホントのこと言えば、それほど気になるってわけでもないんだけど、1回きりっていうのがいいよ。頑張ってチケットを手に入れようとしている自分の姿が想像できる。彼らは(真剣に)聴こうって思いながらも聴いてないバンドの1つだからな」

レッド・ツェッペリンは秋にロンドンで1回きりの再結成コンサートを開くといわれている。噂が事実であれば、会場は2万人収容のO2アリーナ。長年、再結成が期待されてきた中、たったの2万人とは……。近年で最もチケットを手に入れるのが困難なショウとなりそうだ。

Ako Suzuki, London
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