アンジェラ・アキ、史上初ピアノ1台武道館ライヴに桜舞う

12月26日、武道館史上初のピアノ弾き語りライヴを行なったアンジェラ・アキ。そのレポートが到着しました！
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NHK　紅白歌合戦に出場が決定しているアンジェラ・アキ（29）が、武道館史上初の、ピアノ弾き語りライブを26日に行った。360度、14,000人が見守る中、中央に設けたメインステージとサブステージに1台ずつピアノだけを置いて、たった１人で2時間16曲を聴かせた。武道館は、アンジェラが目標としていた夢の場所でもあった。

「いよいよ夢の武道館にやって来ました。今日はピアノ弾き語りで、武道館史上ピアノと歌のみが初めてなんですよ。14000人とひとつになれる、そんなライブにしたいと思います。いっしょに歌いたくなったり、立ちたくなったら素直な気持ちをライブにぶつけて下さい。私も素直な気持ちをぶつけたいと思います！」と挨拶、紅白でも歌う予定のデビュー曲「HOME」や、「Kiss Me Good-Bye」、「This Love」など、ピアノ１台で変幻自在にファンを楽しませた。

そして、この日のために書き下ろしたという新曲「サクラ色」を披露。大学時代を過ごしたアメリカのワシントンD.C.の、ポトマック河の桜を見て過ごした時期。音楽というものに近づきたいけどうまくいかない、何のために曲を作り、歌うのかという疑問と向き合い、孤独を含めていろんなことを経験したワシントンでの7年間が、この桜の色に結びついている。そう語ったアンジェラは、「ちょっと季節はずれですけど、真冬の今夜、私の夢を叶えてくれたみなさんのために歌います。」と、愛しいように丁寧に同曲を披露した。アンジェラから客席に1枚ずつプレゼントされた、14,000枚のサクラ色のハンカチが花びらのように舞い、さらに花吹雪とあいまって、真冬の武道館は桜が満開になった。

今後のアンジェラは、紅白出場後、新曲「サクラ色」を来年3月7日にリリース予定、春には全国ツアーも決定している。

■オフィシャル・サイト　http://www.angela-aki.com/