<FRF'06>スケール感溢れるジェット、新作も期待

ポスト
ここ最近“フジロック発”の新人アーティストで目覚ましい成長を見せてくれた邦楽バンドがアジカンだとすれば、洋楽は間違いなくこのジェットではないだろうか? 

メルボルン出身の4人組の彼らのデビュー作は英米でもヒットを飛ばし、フジロックにも'03年、'04年とすでに2度出演('04年はメイン・ステージ)。そんな彼らに“iPodのCM曲に採用された「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」が大ヒットした”という枕詞はもはや不要だろう。

今回のステージでは、デビュー作での“荒々しいロックンロール”という印象より、“ニュー・ガレージ”の言葉ではくくれない程の豊な音楽性、スケール感を感じとることができた。バンド内に兄弟がいるロックンロール・バンドということで、“オーストラリアのオアシス”とはデビュー時のキャッチコピーだ。とんがったロックに絶品のピアノ・バラードとカッコよさと大衆的な親しみやすさを併せ持ち、スタジアムを完全にロックするその様は、未来のオアシスとなり得るスター性を感じさせてくれるものであった。

取材・文●suepyon

JET
2006/7/28 GREEN STAGE

1. COME ON COME ON (NEW)
2. ROLLOVER DJ
3. GET WHAT YOU NEED
4. HOLIDAY (NEW)
5. SKIN AND BONES (NEW)
6. ARE YOU GONNA BE MY GIRL
7. PUT YOUR MONEY WHERE YOUR MOUTH ( NEW SINGLE)
8. THAT''S ALL LIES (NEW)
9. RIP IT UP (NEW)
10. LAZY GUN
11. LOOK WHAT YOU'VE DONE
12. BRING IT ON BACK (NEW)
13. COLD HARD BITCH
14. TAKE IT OR LEAVE IT
15. STAND UP (NEW)
16. GET ME OUTTA HERE

FUJI ROCK FESTIVAL '06特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000025344
この記事をポスト

この記事の関連情報