全米チャート:G・デイNo.1に再浮上、シャナイア登場

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1月12日付のビルボード200アルバム・チャートで、グリーン・デイの大ヒット作『American Idiot』が再びトップに浮上した。同アルバムは昨年9月に北米、イギリス、オーストラリア、日本でチャート・トップに輝いた後、全米チャートで初登場1位を獲得。年明けの最新チャートではエミネムにトップの座を譲ったが、今回、約10万枚を売り上げて再び王座を奪回した。『American Idiot』は彼らにとって全米No.1に輝いた初めてのアルバム。Nielsen SoundScanによれば、世界で500万枚以上を売り上げている。

グリーン・デイは先日、スマトラ沖地震・津波の被害を救済するために、iTunesからの売り上げを米国赤十字社に寄付することを決めた。バンドは現在、ヨーロッパツアー中。次のコンサートは1月14日、ドイツのフランクフルトで行われる。ジャパン・ツアーは3月17日からスタートする予定だ。

2位が前週1位だったエミネムの『Encore』。セールスはグリーン・デイと僅差の約9万9,900枚だった。3位がリル・ジョン・アンド・ザ・イースト・サイド・ボーイズの新作『Crunk Juic』で、最新週の売り上げは約8万枚となっている。

4位がカニエ・ウェストが手がけたジョン・レジェンドのデビュー・アルバム『Get Lifted』(日本盤1月26日発売予定 ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)。前週の初登場7位からアップした。5位が前週と変わらずリュダクリスの『Red Light District』だった。

トップ10チャート後半は、デスティニーズ・チャイルドの『Destiny Fulfilled』が6位。グループは4月に日本公演を行なう。7位がシャナイア・トゥエインのヒットコレクション『Greatest Hits』。同アルバムは彼女にとっての初のベスト盤。日本では1月12日にリリースされた(ユニバーサル インターナショナル)。8位がジェイ・Zとリンキン・パークのジョイントCD『Collision Course』。シングル「Numb/Encore」が大ヒット中だ。続いてアッシャーのアルバム『Confession』が9位にランクした。アッシャーは最優秀アルバム、最優秀レコードほかグラミー賞8部門にノミネートされている。締めくくりの10位が、前週の13位から上昇した『アメリカン・アイドル』出身のケリー・クラークソンの最新作『Breakaway』だった。日本盤は1月26日にリリースされる(BMGファンハウス)。

T.Kimura
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