モリチ復活! PaniCrew、横浜BLITZ柿落としライヴレポ
11/22(月)、記念すべき横浜BLITZの柿落としのステージで、PaniCrewが1,700人のファンで会場を埋めつくした。この日は腰を負傷して休業していたモリチも復活して8人全員での久々のライヴとなった。
オープニングはスクリーンに映し出された映像で始まり、会場の緊張感・期待感をぐっと高めたところで、いきなり新曲「la carnaval」で会場のテンションを一気に持ち上げる。最初から植木豪の人間離れしたダンス。片手で逆立ちしたまま回る回る。バクテンして回って静止! さすが世界チャンピオン! かっさんお得意の帽子を巧みに操ったダンス、そしてホーリー、モリチと続く体を弾くポッピング・ダンス。ナカヤン、タカシ、ヨウヘイもヘルメットを装着して頭でくるくる回る回る。そして、てっちゃんが空中へと高く舞い上がり……! 言葉で伝えきれないのが非常に悔しいほどの躍動感がみなぎっている。
30分に渡る前半のスペシャルダンスの後に、モリチの復活を称える暖かい拍手。PaniCrewはダンスで始まり、歌手としてデビューした今も、そのダンスを見たくてライヴに訪れる観客が後をたたない。植木豪は世界チャンピオンにまでなった程のダンサーだ。そういったメンバーがライヴの中ではコントやパロディに全身全霊で挑む(「ウォーターボーイズ」のパロディ中に海パン姿のモリチが、「モリチです……。海パンがくい込んで痛いとです」と、ヒロシです……の真似など)。ネタも豊富で面白いのだが、最も注目するところはやはり全身を使ったダンスの腕前だろう。コント、ダンス、コント、ダンスの繰り返しは観客に退屈させる隙間も与えない。
その後はてっちゃんのミックスしたメドレー「SPIN&LOCK」から「Wild Flower」までの6曲を一気に披露。「Wild Flower」では皆の一体感が最高潮へ。会場全体が温かい空気で包まれた。なかでも印象的だったのが、暗闇を活かした演出。神秘的な曲に合わせて、白い顔と手だけが奇妙に動く。観客は終始その奇跡の場面に引き込まれていた。
途中、PaniCrewの中に存在するユニット“魁!ジョッパーズ”の4人のかっさん、ナカヤン、ホーリー、モリチ。白い特攻服で登場。メンバーもファンも一体となって飛び跳ねた後は、植木、てっちゃん、ヨウヘイ、タカシから成るユニット“P-Rhythm”が登場。攻撃的で魅力たっぷりなダンスを見せてくれた。「聖域~Sanctuary~」では気持ちを一杯込めて歌う植木の姿が印象的だった。
ライヴも後半に差し掛かってきたところで、再びPaniCrew8人で「LILY」を披露。そして今年8月にリリースした「SWEAT&TEARS」では、イントロから観客はさらに盛り上がり、2階席で座っていたファンも立ち上がった。観客の手が高らかと挙がり、一体感は最高潮。「BODY PILOT」ではイントロと共に「ボンッ!!」という火の特効で会場が沸き、観客のテンションも最高潮! そして「BASKET BALL」では、ミドルテンポの曲の中、モリチがファンにマイクを傾け、とても嬉しそうだった。再びこうやってステージに立てる喜びをかみ締めている様に見えた。
実は、この日はてっちゃんの29歳の誕生日。アンコールはてっちゃんへのBIRTHDAY SONGで始まるという微笑ましい光景だった。最後は新潟にいるPaniCrewのファンからのメッセージにも応えて中越地区地震への募金の呼びかけも行ない、フィナーレにふさわしいダブルアンコールで幕を閉じた。
PaniCrewは来年3月から全国9ヶ所をライヴツアーで廻る。これからも素晴らしいステージを見せてくれるだろう。
森田真依子
オープニングはスクリーンに映し出された映像で始まり、会場の緊張感・期待感をぐっと高めたところで、いきなり新曲「la carnaval」で会場のテンションを一気に持ち上げる。最初から植木豪の人間離れしたダンス。片手で逆立ちしたまま回る回る。バクテンして回って静止! さすが世界チャンピオン! かっさんお得意の帽子を巧みに操ったダンス、そしてホーリー、モリチと続く体を弾くポッピング・ダンス。ナカヤン、タカシ、ヨウヘイもヘルメットを装着して頭でくるくる回る回る。そして、てっちゃんが空中へと高く舞い上がり……! 言葉で伝えきれないのが非常に悔しいほどの躍動感がみなぎっている。
30分に渡る前半のスペシャルダンスの後に、モリチの復活を称える暖かい拍手。PaniCrewはダンスで始まり、歌手としてデビューした今も、そのダンスを見たくてライヴに訪れる観客が後をたたない。植木豪は世界チャンピオンにまでなった程のダンサーだ。そういったメンバーがライヴの中ではコントやパロディに全身全霊で挑む(「ウォーターボーイズ」のパロディ中に海パン姿のモリチが、「モリチです……。海パンがくい込んで痛いとです」と、ヒロシです……の真似など)。ネタも豊富で面白いのだが、最も注目するところはやはり全身を使ったダンスの腕前だろう。コント、ダンス、コント、ダンスの繰り返しは観客に退屈させる隙間も与えない。
その後はてっちゃんのミックスしたメドレー「SPIN&LOCK」から「Wild Flower」までの6曲を一気に披露。「Wild Flower」では皆の一体感が最高潮へ。会場全体が温かい空気で包まれた。なかでも印象的だったのが、暗闇を活かした演出。神秘的な曲に合わせて、白い顔と手だけが奇妙に動く。観客は終始その奇跡の場面に引き込まれていた。
途中、PaniCrewの中に存在するユニット“魁!ジョッパーズ”の4人のかっさん、ナカヤン、ホーリー、モリチ。白い特攻服で登場。メンバーもファンも一体となって飛び跳ねた後は、植木、てっちゃん、ヨウヘイ、タカシから成るユニット“P-Rhythm”が登場。攻撃的で魅力たっぷりなダンスを見せてくれた。「聖域~Sanctuary~」では気持ちを一杯込めて歌う植木の姿が印象的だった。
ライヴも後半に差し掛かってきたところで、再びPaniCrew8人で「LILY」を披露。そして今年8月にリリースした「SWEAT&TEARS」では、イントロから観客はさらに盛り上がり、2階席で座っていたファンも立ち上がった。観客の手が高らかと挙がり、一体感は最高潮。「BODY PILOT」ではイントロと共に「ボンッ!!」という火の特効で会場が沸き、観客のテンションも最高潮! そして「BASKET BALL」では、ミドルテンポの曲の中、モリチがファンにマイクを傾け、とても嬉しそうだった。再びこうやってステージに立てる喜びをかみ締めている様に見えた。
実は、この日はてっちゃんの29歳の誕生日。アンコールはてっちゃんへのBIRTHDAY SONGで始まるという微笑ましい光景だった。最後は新潟にいるPaniCrewのファンからのメッセージにも応えて中越地区地震への募金の呼びかけも行ない、フィナーレにふさわしいダブルアンコールで幕を閉じた。
PaniCrewは来年3月から全国9ヶ所をライヴツアーで廻る。これからも素晴らしいステージを見せてくれるだろう。
森田真依子
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