【ライブレポート】PaniCrew、サンストリート亀戸の最終日に登場。地元のダンスキッズらと共演

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3月31日をもって閉館となったサンストリート亀戸の最終日に、PaniCrewがスペシャルフリーライブを開催した。

◆PaniCrew 画像

実はサンストリート亀戸では、過去に初めてのCM出演としてグリコのCM撮影をしたことがあるPaniCrew。のちにサンストリートのCMにも出演している。再来年に20周年を控え再始動した彼らが、今回はサンストリート亀戸への感謝の気持ちをこめてステージに立った。この日は彼らの直前に地元・亀戸のキッズダンスチーム「WILD KIDS」のステージがあり、子供たちのダンスと共に広場が地元の人々で埋まる中、PaniCrewのステージへ突入する。

冒頭から「Turn Up The Music」でステージに登場したPaniCrewの8人は、見ていて気持ちのいいキレを体の隅々にまでこめたダンスパフォーマンスで観客を引き付ける。広場に集まった観客の中にはWILD KIDSの少年少女たちもいたが、ほとんどがPaniCrewを知らない世代である彼らにもこの突然現れた「とてつもなく踊れるオッサン達」が衝撃だったらしいことが彼らの表情から伺えた。


YOHEYの「我々がPaniCrewだ!」というお馴染みの挨拶から、まずはサンストリート亀戸へ向けて観客全員を巻き込んでの拍手。サンストリートの中央にステージができた当時、PaniCrew以外にもPerfumeなどをはじめとした様々なアーティストがこの場所に立った……という思い出話を挟んで、ライブは当時からの人気曲のメドレーへ。「Wild Flower ~花のしらべ~」や「BASKET BALL」、「GLIDE & WIPE ~Pump It Up'body~」「FANTASTIC VOYAGE」など見ているうちに体が揺れそうなラインナップを次々と繰り出して会場をまとめ上げていく。


「今日で(サンストリート亀戸が)終わりになりますけども、湿っぽく終わりたくないですよね」というリーダーのかっさん(笠原)の言葉で、ライブはアゲアゲな展開へ。「Shake Your Rump」はステージ上にWILD KIDSの面々を呼び、全員でステージ所狭しとダンスセッション。中野と合わせてのダンスやもりちのユーモラスかつキレのあるソロパートにWILD KIDSが大喜びする中、何人かのメンバーはステージを降りて観客席を煽り、さらにジャンプ台に3人を使って水野が高さ2メートル以上のバク宙を決める。これには辺り一帯から感嘆の声が上がった。

観客がすっかり沸き上がったところで、最後は心温まる応援ソング「ガンバレ。」。再始動を決めた今、この曲をPaniCrewの面々が歌っている姿そのものが人々を励ましてくれる。サンストリート亀戸はこの日で閉館となるが、そこにいた人々はまた明日から違う場所でそれぞれの一歩を踏み出すことになるだろう。「ガンバレ。」はそんな人々のための応援歌として、元気を呼び起こしてくれるナンバーでもある。

「はい、ということで。サンストリートはみんなの青春時代……ありがとうございました。」曲の終わりに合わせてトークを切ったYOHEYに、メンバーからは「To be countinued?」とオッサンギャグともなんともいえないボケが。(さらにこれをかっさんが「ありがとうございましたー!」とツッコミ代わりに締める。)最後は全員での記念撮影を行い、サンストリート亀戸での最終日のライブは終演となった。

さて、そんなPaniCrewだが、かっさんのブログでは彼らがこの日サンストリート亀戸でのライブ前に新アー写を撮影していたことも明らかになっている。引き続き、ライブ以外の動きにも注目していきたいところだ。

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