レイプ疑惑のミスティカルに実刑判決、活動停止の危機

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アルバム『Let's Get Ready』や「Shake Ya Ass」の大ヒット曲で知られるニュー・オリンズのラッパー、ミスティカルが性的暴行の罪で実刑判決を受け、アーティスト活動の危機を迎えた。

Vibe.comなど音楽主要メディア各社が伝えるところによると、ルイジアナ州のバトン・ルージュ裁判所にて1月16日にミスティカル(本名:マイケル・タイラー)に対して懲役6年の判決が下された。事件は2002年7月にミスティカルが彼のボディーガード2人と共に元スタイリストの女性に対して性的行為(オーラル・セックス)を強要したというもの。犯行の模様はビデオ録画されており、裁判の際の重要な証拠ともなった。ミスティカルはこの元スタイリストが8万ドル相当の小切手を盗んだとしており、この性的暴行も小切手を盗まれたことへの報復と見られている。ミスティカルの共犯者であるボディーガードもそれぞれ3年、4年の実刑判決を受けた。

ダーティ・サウス・シーンを代表するラッパーとしてインディからメジャーへ進出、そして「Shake Ya Ass」によって一気にトップ・アーティストの仲間入りを果たしたミスティカルだが、この判決によって事実上アーティストとして活動停止は免れないだろう。

K.Omae, LA
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