カート・コバーンが『ネヴァーマインド』のツアーで使用したギター、オークションに出品

NirvanaのKurt Cobainがかつて使用したギターが、イギリスでオークションに出品される。最低価格は8000英国ポンド（約1万3000ドル）。

故Cobainの使ったギター、ブラックの左利き用フェンダー・ストラトキャスターを競売にかけるのは英国のオークション会社、Cooper Owen。オークションは2月20日、ロンドンにある同社の競売場で開かれる。

ギターは競売ナンバー2077、ロット48で出品され、リストには“Kurtが絶頂期のNevermind Tourで使用した”と記されている。『Rolling Stone』誌が発行する本『Cobain』には、ステージでこのギターを弾く彼の姿が見られる。ギターは日本製フェンダーで、ブラックボディの前面と裏には長いひっかき傷があり、Kramerのメイプルネック、22フレット、ローズウッド指板が使われている。

ギターにはいくらかダメージがあり、オークションの追加説明にCobainは「入手が簡単で安いため日本製のストラトを好み、ほとんどの場合、パフォーマンス中に破壊するか損傷させた」とある。このオークションにはまた、書籍『Cobain』1冊とDanny Mangoldの手紙も含まれている。MangoldはNirvanaにギターを供給していた人物で、バンドの友人でもあった。現Foo FightersのDave Grohlは、彼に自分の自動車をプレゼントしている。

オークション当日はebayで入札が行なわれる可能性もあるが、参加するにはCooper Owen社のサイト、cooperowen.comで事前に登録を済ませておいたほうがいいだろう。落札価格は1万英国ポンド（1600ドル）以上になる見込み。

Darryl Morden, Los Angeles　(C)LAUNCH.com