ビリー・コーガン「カート・コバーンは俺らの世代で一番才能がある奴だった」
photo by Paul Elledge
スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは、ニルヴァーナのカート・コバーンが亡くなったとき、最大のライバルを失ったように感じ、涙したそうだ。
◆スマッシング・パンプキンズ画像
自分の世代のトップに立ちたいとの闘争本能が強いというコーガンは、Apple Musicのインタビューでこう語った。「いつも言っている通り、カートは俺らの世代で最も才能がある奴だった。カートは才能があり過ぎて、怖いほどだった。ジョン・レノン・レベルの才能だ。どうやったら、そんな才能を持てるんだってくらいのね。でも、カートはもうここにいない。悲しいことに……。それで、俺は周りを見回し、“よし。俺は、他の連中全員を負かすことができる”って思った」
「カートが亡くなったとき、俺は泣いたよ。最大のライバルを失ったからな。俺は、一番の奴に勝ちたいんだ。プロレスでいうジャブローニ(負け役)だらけのチャンピオンシップに勝ちたくはない」
コーガンは、スマッシング・パンプキンズが彼らの世代のトップに立つために800曲作らなくてはならないと言われても、それを厭わないという。
コーガンとコバーンはどちらも1967年生まれ。誕生日はコーガンが3月17日、コバーンが2月20日と、ひと月も違わない。デビューはスマッシング・パンプキンズが1990年5月、ニルヴァーナが1988年11月と、ニルヴァーナのほうが早かった。
Ako Suzuki
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