G.ハリソンのトリビュート・アルバムにトッド・ラングレン、ビル・ワイマン、故ジョン・エントウィッスルらが参加

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来年リリースされるGeorge Harrisonのトリビュート・アルバムに、ロックンロールの重鎮が集まった。『Songs From The Material World: A Tribute To George Harrison』は、Rolling Stonesの元ベーシストであるBill Wyman、The Whoのベーシストだった故John Entwistle、Todd RundgrenByrdsのRoger McGuinn、KinksのDave Davies、MC5Black Crowesの元メンバーらが参加している。『Songs From The Material World』は、Harrisonの60回目の誕生日になるはずだった2月25日にKoch Recordsから発売される。Harrisonはガンとの長い闘病の末、'01年の11月20日に亡くなった。

アルバムはRundgrenの「While My Guitar Gently Weeps」のカヴァーで始まる。Wymanは「Taxman」を取り上げ、Entwistleは「Here Comes The Sun」を演奏。Daviesは「Give Me Love (Give Me Peace On Earth)」、McGuinnは「If I Needed Someone」を披露している。

『Songs From The Material World』には、このほかに以下の曲が収録されている。
「What Is Life」by Peter Frampton
「Old Brown Shoe」by Leslie West (Mountainのシンガー/ギタリスト)
「I, Me, Mine」by Marc Ford(元Black Crowesのギタリスト)
「Devil's Radio」by Masters Of Reality
「It's All Too Much」by Wayne Kramer(元MC5のギタリスト)
「Isn't It A Pitty」by Edward BurchとWilcoの元メンバーJay Bennett
「Within You, Without You」by Big Head Todd & the Monsters
「I Want To Tell You」by Smithereens

McGuinnは「If I Needed Someone」を選んだのは、この曲がByrdsからインスパイアされているからだと語ってくれた。「何があったか知ってるんだ。Drek Taylor(Beatlesのパブリシスト)が『Revolver』の見本盤を家に持ってきて、こう言ったからね。“この曲は、あなた達の“I'll Feel A Whole Lot Better”と“The Bells Of Rhymney”からインスピレーションを得たそうです。Georgeはあなたにそのことを知ってほしいそうです”ってね」

アルバムの発表にともなって発表されたコメントの中で、Daviesはこう言っている。「カヴァーするのはあまり好きじゃない。普段はやらない。しかし、偉大な精神を持ったGeorge Harrisonは別だ。その素晴しい音楽の才能と、何よりもスピリチュアルな考えと道のりを我々と分け合うことを恐れなかった、その進歩的な精神に敬意を表したい」

Rundgrenはこう付け加えている。「若い頃からプレイしていたが、Beatlesを聴くまで“リード・ギタリスト”なんて言葉は知らなかった。Georgeが作った職種だ」

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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