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チャド・ミッチェル・トリオやボビー・ダーリンのバックでギターを弾いていたジム・マッギンはニュー・クリスティ・ミンストレルズ出身のジーン・クラークとフォーク・シンガーだったデヴィッド・クロスビーと出会う。当初ジェット・セットと名乗っていたが、ザ・ビフィーターズと改名しエレクトラからシングルを1枚発表。その後、ブルーグラス・バンドにいたクリス・ヒルマンとマイケル・クラークが加わり、ザ・バーズが誕生する。

デビュー・シングル「ミスター・タンブリン・マン」は全米NO.1となった。そんな中ジーン・クラークは、グループを脱退、さらにその後デヴィッド・クロスビーが抜け、ジーン・クラークが舞い戻って2週間だけ在籍したりと、メンバー・チェンジが頻繁に行われる。傑作との呼び名が高い5作目『名うてのバード兄弟』の頃はジム、クリス、マイクの3人しか正式メンバーとして残っていなかった。

1973年の活動休止をすると同時に、オリジナル・メンバーの5人が集まりアサイラムからリユニオン・アルバムを発表。激しいメンバー・チェンジにより数多くのすぐれたミュージシャンが飛びたち、サウンドの変遷は音楽シーンに新たな創造性を生み出したザ・バーズ。彼等は1960年代から1970年代にかけてアメリカン・ロックを形作ったのである。