バックストリート・ボーイズが元キーボーディストに訴えられる

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3月15日(金)、Backstreet Boysのバックバンドの元キーボーディスト/ソングライターのTommy Smithが、Backstreet Boysと各メンバーの個人音楽出版会社、Zomba Enterprises, Inc.らを相手取って、カリフォルニア中央地区連邦地方裁判所に訴えを起こした。

今回の訴訟は、SmithとBackstreet Boysの間で継続中の論争から生じた。Jive Recordsから発売されたBackstreet Boysの最新アルバム『Black & Blue』(2000年11月21日米国発売)でSimthが共作したと主張している曲のクレジット問題に関するものである。訴状によれば、問題とされている楽曲は“The Answer To Our Life”と“Time”である。

訴訟の中でSmithは、“The Answer To Our Life”をメンバーのNick Carterと共作しており、著作権を含む、同曲に関わる利益や資格、権利、すべての50パーセントを所有するべきだと主張している。また、“Time”についても、彼がGuy WalkerとメンバーのBrian Littrellと共作したものであるとして、33.33パーセントの権利を主張している。

さらにSmithは、Backstreet Boysのメンバーが彼を共作者および共同著作権者として登録していないために、世界市場における“当該曲の使用、実演、放送、その他の利用”による利益を一銭も受け取っていないことを強く主張。これらに加え、損害賠償および弁護士費用を要求している。

SmithがBackstreet Boysのバックバンドのメンバーとして、初めてキーボードを弾いたのは'96年10月のこと。以後、2000年後半までキーボード・プレイヤーとしてバンドに在籍していた。その後、Backstreet Boysのもとを離れて、現在はJ Recordsのアーティスト、O-Townのバックバンドのキーボーディストというポジションについている。

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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