バックストリート・ボーイズのKevin Richardsonがテロ攻撃の発言について釈明

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Backstreet BoysのKevin Richardsonは、9月11日の米同時多発テロ事件の直後に行なわれたMuchMusic Canadaとのインタヴュー中のコメントについて声明を発表した。インタヴューの抜粋はmuchmusic.comでオンエアされた。その中でRichardsonは、米国は「少し傲慢」だったと語っている。彼のスポークスパーソンによると「インタヴューのほんの一部分がオンエアされてしまったため、先週NYとワシントンD.C.を襲った惨劇についてのRichardsonの見解が、インタヴュー全体として表明されていない」とのことだ。

Backstreet Boysのクルーメンバーで大道具のDanny Leeは、9月11日(火)にハイジャックされ世界貿易センターに衝突したアメリカ航空11便ロサンゼルス行きに搭乗していた。

Richardsonの釈明声明は次のように述べられている。
「みんながDanny Leeと、先週の恐ろしい惨劇で苦しんでいる仲間のアメリカ人に捧げてくれた愛とサポートに感謝しています。どうか分かってもらいたいのですが、僕たちの思いと祈りは皆と共にあり、全員が無事で元気でいることを望んでいます」

「最初に、僕のコメントが人を傷つけるような発言であったならば、謝罪します。誰もが苦しいこの時期に、その場で自分の感情をうまく抑制できなかったのです。僕の思いは言葉足らずで、人を傷つける意志など全くありませんでした。この事件の影響は大きく、ほとんど全ての人がこの惨事に直接、または間接的な影響を受けています。誰も変わることなくこの体験から立ち去ることはできないのです」

「僕が、米国は少し傲慢だと思う、と言ったのは、つまり世界の超大国として、自信過剰になり過ぎ、機会と自由を当然のごとく思っているということなのです。米国は国家として、他とは違うといった態度で振る舞ってきたと感じています。どうしてそうなったのでしょうか?」

「合衆国に存在する自由に心から感謝しています。この事件は米国人にとって、目を覚ます良い機会だと思います。そういった自由は、与えられたものではないということに気づくべきです。他国で起きているテロの報道を観て、何人のアメリカ人が、“あぁ、なんて悲しいことだ”と言ったでしょうか? それで、ただチャンネルを変えるだけなのでしょうか? 今、みんながしているように、アメリカ国民は世界の犠牲者にも哀悼の意を表したでしょうか?」

「僕のコメントで、みんなに僕が政府を嫌っていると思われてることにも失望を感じています。僕は何も嫌ってない。数々の問題や政策について強い信念があるだけです。国民に影響がある政策について常に質問をすることは重要だと信じています。僕の父は米軍で働いていました。僕自身もBackstreet Boysに加入する前、空軍に入隊していました。だから僕が、父から教えてもらったアメリカの価値を裏切ったとみんなが思っていることに傷つくのです」

「みんながお互いにずっと支え合い、強くなっていけるように望んでいます。すべての家族、友人、隣人たちが無事で自由でありますように。そして、神が我々の指導者や同盟国と共に歩み、安全と未来、世界のために正しい決定が下されることを祈ります。Peace. Kev」

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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