マジカル・パンチライン、9周年ツアー最終日東京公演でダブルアンコール含め計20曲の楽曲を披露

2024年2月にはZepp Shinjukuでの8周年ライブを大成功に終わらせ、6月には3rdアルバム『MAGiCAL BOX』をリリース。夏には<SUMMER SONIC 2024>への出演、12月にシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズにて開催の<Singapore Comic Con2024>で現体制初の海外公演を成功に収めたマジカル・パンチライン。
彼女たちの結成9周年ツアー最終日東京公演が2月22日(土)に開催され、ダブルアンコール含め計20曲の楽曲を披露して、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。さらにはこの公演で1年間のテーマに「Shining The Magic〜毎日に魔法を〜」を掲げ魔法をコンセプトに原点回帰して活動していくことが発表され、同時にマジパンのデビュー曲を手掛けたTom-H@ck制作の新曲リリースと、10周年記念ライブが2026年春に開催されることも伝えられた。

毎年恒例の周年ライブ、今年は初のツアーでの開催となった。全7公演開催のツアーもこの日の東京公演がラスト。全国から多くの観客が詰めかけ、開演前から期待感に満ち溢れた空気が漂っていた。時間になると、Overtureが流れ、ファンがクラップを開始。今回のツアーは全7公演異なる衣装ということで、最終日は2021年にデジタルシングルとしてリリースされたShiny Shoesの衣装をメンバーの吉澤悠華がアレンジしたという。
アレンジ衣装を身に纏ったメンバーが登場すると、ファンからは“かわいい”と大声援が巻き起こりツアー最終日にピッタリの幕開けとなった。

ライブは「ONE」からスタート。全国に"サンキュー"を伝えに行くがテーマの本公演にピッタリの楽曲。今回のツアーは全公演この曲からスタートしたこともあり、このツアーに対しての“サンキュー”も同時に感じることが出来た。続いて「Spotlight」で益々熱を高めた後には、今回のアレンジ衣装の元となった「Shiny Shoes」を披露し、メンバーから指差しレスをもらったファンは嬉しさの余り手でハートポーズを作りメンバーにサンキューの気持ちを送り返していた。

「Prologueは摩訶不思議」と「マジ☆マジ☆ランデブー」では撮影可能曲ということで、カメラを構えて思い出に残そうとするファンもいれば、ペンライトを持ち自分の目に焼き付けるファンも。
2年ぶりの披露となる2017年リリースの「リインカーネーション」を披露すると、涙を流しながらマジカル・パンチラインの歴史を振り返るファンの姿も見受けられた。
本編終盤では、「今日がまだ蒼くても」「ぱーりないと‼︎」「渚のサーフライダー」と根強い人気曲を立て続けに。「もう一度」「マジカル・トキメキハイビーム」とマジカル・パンチラインのライブでは欠かせないキラーチューン2曲をパフォーマンスし、計5曲連続で披露すると最高潮の盛り上がりの中、本編は幕を下ろした。
大きなアンコールが鳴り響く中、デビュー曲である「Magiかよ⁉︎BiliBili☆パンチライン」のイントロが流れ出し、グッズTシャツに衣装チェンジしたメンバーが登場した。
最後のMCではメンバー一人一人からこれまでの“サンキュー”と10周年にむけての決意を表明し、感極まって号泣するファンの姿も。

そして、マジカル・パンチラインの10周年YEARを彩る3つの嬉しいお知らせが発表された。
10周年YEARの1年間「Shining The Magic〜毎日に魔法を〜」をテーマに活動し、デビュー当時のコンセプトである魔法に原点回帰し、新曲・新衣装などのお披露目で盛り上げていくこと。また、マジパンのデビュー曲である、「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」を手掛けたTom-H@ckが10周年YEAR第一弾のデジタルシングルを制作すること、そして、10周年ワンマンライブが2026年の春に開催されることがリーダー兼プロデューサーである沖口優奈からファンへ伝えられた。ファンからは期待の声があがり会場のボルテージはMaxに。
その勢いのまま「これから、私」「あいわなびー」の2曲を披露。「あいわなびー」では“9周年ありがとう!みんな大好き!”と歌い踊りながら最後まで感謝を伝えるメンバーの姿が。
会場が温かい空気に包まれ、ライブは終了。メンバーが袖に去っても歓声は鳴りやまず、再びアンコールの声が。ファンからの大声援にこたえるようにメンバーが再登場。「ぱーりないと‼︎」を披露し、今回のツアー史上一番の盛り上がりを見せ、本公演は幕を閉じた。





マジカル・パンチラインの歴史を垣間見、これからの未来が輝いて見えてくるそんな彼女たちの全国ツアーファイナルの公演であった。
マジパン史上最大の盛り上がりになっていくであろう10周年YEARに期待せずにはいられない。「Shining The Magic〜毎日に魔法を〜」を掲げ1年間進み続けていくマジパンのこれからに目が離せない。
セットリスト
渋谷GRIT(2025.2.22)
M1.SE
M2.ONE
M3.Spotlight
M4.Shiny Shoes
M5.Melty Kiss
M6.メロディーズ
M7.Prologueは摩訶不思議
M8.マジ☆マジ☆ランデブー
M9.Never Ending Punchline
M10.リインカーネーション
M11.カルミア
M12.ずっと. . .
M13.今日がまだ蒼くても
M14.ぱーりないと!!
M15.渚のサーフライダー
M16.もう一度
M17.マジカル・トキメキハイビーム
EN1.Magiかよ!?BiliBili☆パンチライン
EN2. これから、私!
EN3.あいわなびー
W-EN.1 ぱーりないと!!
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