日本DJ協会、新たな取り組みとして「コミュニティ配信」をスタート

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協会代表理事・橋本達史(出典:一般社団法人 日本DJ協会)

一般社団法人日本DJ協会が、DJ文化の魅力を広め、つながりを深めるための新しい取り組み「コミュニティ配信」をスタートさせた。

11月28日に開催された初回配信は大盛況のうちに幕を閉じたが、特に大きな盛り上がりを見せたのが参加者からのQ&Aコーナーだ。「機材選びのコツ」や「クラブ以外での活動方法」など、普段なかなか聞くことができない質問に、協会メンバーが丁寧に回答するというもので、参加者とのコミュニケーションを深める貴重な時間となっていた。「とても参考になった」「次回も楽しみ」といったポジティブな声が多く寄せられ、早くも次回への期待が寄せられている状況だ。

配信の冒頭では、協会の代表理事・橋本達史が「DJを通じて人と人をつなぐ場を作りたい」という熱い想いを語り、これまでの活動や「DJ検定」の詳細、クラブ以外で活躍するDJの事例にも触れていた。

DJの魅力をより多くの人に知ってもらうために、さまざまな活動を行っているDJ協会だが、そのひとつに保育園やレストランなどクラブ以外の場で活躍するDJの姿を紹介し、職業としてのDJの認知度を高めることを目指す活動も積極的に行っている。表参道のレストラン「ザ・ストリングス表参道」で音楽を届けるDJ TOMOHARUや、渋谷のレストラン「Cafe Legato」でプレイするDJ SHINのように、クラブ以外の場でもDJは様々なシーンで活躍を見せており、彼らのインタビューを通して、DJによる音楽文化の発展とその魅力を伝えているのも、一般社団法人日本DJ協会の活動のひとつだ。


表参道レストラン「ザ・ストリングス表参道」で活躍するDJ TOMOHARU(出典:一般社団法人 日本DJ協会)


渋谷のレストラン「Cafe Legato」で活躍するDJ SHIN(出典:一般社団法人 日本DJ協会)

また、DJには興味があるものの、何から始めればいいか分からない…そんな人に薦めているも音が「DJ検定」だという。初心者向けの無償検定(5級・4級)も用意されており、気軽なチャレンジが可能だ。なお、3級以上では実技試験もあり、著名なDJが審査を担うという。今後は最上級となる1級も追加予定となっており、取得者には新たなDJ活動の場が提供される可能性も検討されている。

第2回は2025年1月末に開催が予定されている。新たなテーマやゲストを迎え、さらに充実した交流の場になるものと期待されている。

◆一般社団法人日本DJ協会オフィシャルサイト
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