エリック・クラプトン、ジョン・メイオールを追悼するビデオ・メッセージを公開
ジョン・メイオールの訃報を受け、エリック・クラプトンがビデオ・メッセージを公開し、メイオールを追悼した。クラプトンは60年代半ば、メイオールのバンド、ザ・ブルースブレイカーズに在籍。メイオールから多くのことを学んだという。
クラプトンは、「僕の友人、ジョンについて少し話したい。昨日、亡くなったと知った。まず第一に、僕を忘我、神のみぞ知るってところから救ってくれたことに感謝したい。僕が18~19歳の若者だったとき、音楽をやめようと決断したとき、彼は僕を見つけ、家に連れて行き、バンドに加入するよう誘ってくれた」と、真っ先に感謝の言葉を述べている。
そこで、今に至るまで活用しているテクニックや好きな音楽をプレイするという情熱について学んだという。「彼は僕のメンターであり、代理父でもあった。彼は、僕が今よく心得ていること全てを教えてくれた。恐れや制限することなしに、自分を表現する勇気と熱意を僕に与えてくれた」
「彼がいなくて寂しくなる。彼を恋しく思うだろう。だが、向こう側で再会できることを願っている。ジョン、ありがとう。愛してる。またすぐに会おう。まだだけど」
また、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、「ジョン・メイオールが亡くなったと知り、とても悲しい。彼はブリティッシュ・ブルースの偉大なパイオニアであり、ミック・テイラーなど、才能ある若いミュージシャンたちを見出す素晴らしい目を持っていた。ブライアン・ジョーンズの死後、彼がミック・テイラーを僕に推薦してくれた。ストーンズの新時代の到来だった」と、追悼の言葉をあげている。
Ako Suzuki