グレン・ヒューズ、ディープ・パープルのメンバーは「無礼。もう話すつもりはない」

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1976~1973年にディープ・パープルに在籍し、2016年に同バンドの一員としてロックの殿堂入りしたグレン・ヒューズは、ディープ・パープルの現メンバー達とこの先、口をきくつもりはないそうだ。

最近、『Guitar Interactive Magazine』のインタビューで、ロックの殿堂の式典以降、ディープ・パープルのメンバー達と話をしたかと問われたグレンは、「ノーだ。俺は彼らの誰とも、この先もう二度と話をするつもりはない」と答えた。

「なぜなら、彼らは無礼だからだ。ロジャー(・グローヴァー)と(イアン・)ギランのどちらも、デイヴィッド(・カヴァデール)と俺に失礼だった。ものすごく人を傷つけるような態度だ。俺はどうでもいいって思ってたけどさ。彼らが無礼な連中だってことはわかってたからな」

「ギランは式典のステージで俺に対し失礼だったよ。俺は、お祝いの言葉をかけようと彼のとこに行ったんだ。彼は、俺はそこに存在しないって目で見てたよ。彼は俺を受け入れない。それまでだ。俺はそのままにしとくよ。彼の妻(2022年に死去)のことは本当に残念だ。俺は彼に連絡しようとしたんだ。彼は知りたくないんだろうけど。俺は40年間、彼と友情を築こうとしてきた。彼にはどうでもいいんだろう。デイヴィッド・カヴァデールと俺は、彼にとっては存在しないんだ。彼の幸運を祈るよ。だが、俺にはあの態度につきあってる時間はない」

ディープ・パープルは、第1期の4人──ジョン・ロード(Key)、リッチー・ブラックモア(G)、イアン・ペイス(Dr)、ロッド・エヴァンス(Vo)に、現メンバーのイアン・ギラン(Vo)とロジャー・グローヴァー(B)、元メンバーのデイヴィッド・カヴァデール(Vo)とグレン・ヒューズ(B)の8名が殿堂入りした。

ヒューズとカヴァデールは式典に出席したが、パフォーマンスは、当時のラインナップ(ギラン、グローヴァー、ペイス、スティーヴ・モーズ、ドン・エイリー)で行われた。

ヒューズは式典直後、「誰とは言わないが、俺らが歌うのは相応しくないと考えたメンバーが1人いた。デイヴィッドと俺はずっと抵抗していたよ。でも、その夜、(2人のパフォーマンスは)ないって知ったんだ」と、話していた。

Ako Suzuki
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