グレン・ヒューズ、80歳前に引退を計画
グレン・ヒューズは、2010年にジョー・ボナマッサ(G)、デレク・シェリニアン(Key)、ジェイソン・ボーナム(Dr)と結成したブラック・カントリー・コミュニオンを自身最後のバンドにするつもりだという。さらには、80歳前にリタイアする計画を立てているそうだ。
先月、ブラック・カントリー・コミュニオンの約7年ぶりの新作、通算5枚目のスタジオ・アルバムとなった『V』をリリースしたヒューズは、『Classic Rock』最新号のインタビューで、「恐らく、これが俺がやる最後のバンドになるってことを、みんなに知ってもらいたい」と話したという。「俺は、いまから作ろうとしている新作でソロ活動に没頭する。ブラック・カントリー・コミュニオンはマジで、俺にとってはブラザーたちによるバンドだ。この後、他のバンドにいる自分は想像できない」
来月、73歳になるヒューズは、こうも語ったという。「(ブラック・カントリー・コミュニオンのさらなる新作が)あるかどうか、わからない。“時間は充分あるのか?”ってことだよ。俺がいくつか知ってるだろ、俺はできる限り長くやりたいと思っているが、たくさんの友人たちがいなくなったり、死んだり、リタイアしている」「(さらなる新作が)ないとは言わない。だが、あるとしたら、2~3年の内に作らねばならない」
「俺は80になって、これをやっていたくはないんだ。80過ぎてもやっている友人は数人いる。だが、俺がそうしているとは思わない」
グレン・ヒューズはこの数年、ディープ・パープルの楽曲をプレイするツアーを行ってきたが、最近、『Guitar Interactive』のインタビューで、それは年内で終わりにするつもりで、「その後は、君ら、俺の大きな変化に気づくと思うよ。服とかね。違うスタイルになる。俺はパープルのレガシーを愛しているが、11月にそれに別れを告げるつもりだ。(デヴィッド・)ボウイのせいだよ。もし彼が生きていたら、“まだやってるのか?”って言われただろうよ。彼はめちゃくちゃ腹を立てているはずだ!」と話していた。
Ako Suzuki
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