モンパチフェス＜WWW!!23＞、音楽が紡ぐ感動の3日間をありがとう

楽しい時間も永遠に続くわけじゃない。ここ宜野湾マリーナ・トロピカルビーチ特設会場で3日間にわたって開催された＜MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!23＞もついに、幕を閉じた。

出演したアーティストも、会場を埋め尽くしたオーディエンスも、共通しているのはただひとつ、音楽が好きで身体を揺らすのが心地よくて、全力で今を楽しむことを知っている、遊びの達人ということだ。

会場に設置された「BARKS x FM OKINAWA ワッタァステージ」でも、たくさんの笑顔が咲き続けた。LIVE DAM AiRの最高音質でカラオケを楽しむのみならず、遊びに来てくれたアーティストたちの貴重なトークもたくさん繰り広げられた。初日にはDIAMANTESのアルベルト城間、かりゆし58、そして赤犬からはタカタカアキがやってきてくれた。2日目にはFOMAREのメンバーが、そしてライブが終わったばかりでTETORAの上野羽有音もやってきた。

そして最終日の11月5日には、DOBERMANが、ORANGE RANGEからはHIROKIが、そしてWANIMAのメンバーは、沖縄に到着後、その足でワッタァステージに駆けつけ、本番前に高テンションなトークセッションを繰り広げてくれた。その後もHUSKING BEEのメンバーが全員登壇、貴重なエピソードも飛び出した。25年前にHUSKING BEEが沖縄でライブを行った時、前座を飾ってくれたのがバンドを組んだばっかりの高校生だったという。そのバンドはまもなくインディーズにして全国的なヒットを打ち出すことになる。そう、そのバンドこそMONGOL800だったのだ。

すっかり日も落ちて心地よい風が吹き出したころ、thea（テア）がワッタァステージに飛び入りしてくれた。ステージに連れてきてくれたのはキヨサクだ。インスタで「小さな恋のうた」を歌っていた彼女の歌声に魅力を感じたキヨサクがDMを送り、そこからキヨサクとtheaとの音楽交流が始まったという。theaはJT CMソング「想うた ～姉妹を想う～」と書き下ろしの新曲「あなたのこと」を歌い上げ、宜野湾マリーナ・トロピカルビーチをしっとりと染め上げた。

3日間、「BARKS x FM OKINAWA ワッタァステージ」でハブステージとマングースステージに負けず劣らずのヴァイヴスをブチ上げてくれたのは、ひとえにワッターラバー／モンパチラバーのモンパチフェス民のみんなだった。とにかく全力で楽しむためにここに来た。それだけで理由は十分じゃないか。

ワッタァステージを整えてくれたのは、FM沖縄のパーソナリティー浜川結琳／知花悠介、西向幸三／伊是名優子、伊藝梓／タイシロウのみなさん、そして極上のサウンドを響かせてくれたLIVE DAM AiR、カラオケ参加の皆さんを更に笑顔にしてくれたサントリー、沖縄ファミリーマートの皆さん、感動と音楽の喜びをありがとう。素晴らしい3日間でした。また来年の＜WWW!!＞で逢いましょう。





























取材・文◎烏丸哲也（JMN統括編集長）