リンゴ・スターが4曲入りアルバム発表、ポール・マッカートニーとの新たなコラボ曲も
リンゴ・スターのニュー・アルバム『リワインド・フォワード』が10月13日にリリースされる。2021年発表の『Zoom In』『チェンジ・ザ・ワールド』と2022年の『EP3』に続く新作だ。
収録曲は「シャドウズ・オン・ザ・ウォール」「フィーリング・ザ・サンライト」「リワインド・フォワード」「ミス・ジーン」の4曲。主にイギリスで録音されたという「フィーリング・ザ・サンライト」を除き、レコーディングはロサンゼルスにあるリンゴの自宅スタジオで行われた。ポール・マッカートニー、ブルース・シュガー、スティーヴ・ルカサー、ジョー・ウィリアムズ、ジョー・ウォルシュ、ベンモント・テンチ、マイク・キャンベル、スティーヴ・デュダス、ランス・モリソン、マット・ビソネット、トーランス・クライン、ウェストン・ウィルソン、キップ・レノン、マーキー・レノンらが参加しているそうだ。
タイトル・トラック「リワインド・フォワード」は、リンゴ・スターがこれまでにも度々共作してきたブルース・シュガーと共に制作したという楽曲だ。リンゴは「どのEPにも俺たちの共作曲が入っているんだ」と語る。
このほか、オール・スター・バンドのメンバーでもあるスティーヴ・ルカサーと、TOTOでルカサーのバンド・メイトであるジョー・ウィリアムズが「シャドウズ・オン・ザ・ウォール」、ポール・マッカートニーが「フィーリング・ザ・サンライト」、ハートブレイカーズのベンモント・テンチとマイク・キャンベルが「ミス・ジーン」の作曲を担ったという。「ミス・ジーン」の作曲には、テンチとキャンベルの呼びかけでイアン・ハンターも協力した。
リンゴは作品のタイトルについて、「“リワインド・フォワード”(直訳すると“前へ巻き戻す”の意)っていうのは、僕が唐突に口にしたフレーズなんだ。“ハード・デイズ・ナイト”なんかと似たような感じだね。何となく思いついたんだけど、意味はよくわからないよね」「自分でもどういうことなのか考えていたんだ。意味を説明するとしたら、“ときには、前進するために一度後退しなきゃならないこともある”っていうことかな」と述べている。
アルバムの発売に先立ち、8月25日よりタイトル・トラックのデジタル配信が開始される。リンゴ率いるオール・スター・バンドは9月17日から秋のライブ・ツアーに乗り出す予定となっている。
『リワインド・フォワード』|『Rewind Forward』
販売形態:デジタル、CD、10インチ・アナログ、UNIVERSAL MUSIC STORE限定カセット
(カセット、10インチは輸入盤のみ発売)
■国内盤4曲入りCD
UICY-16191 ¥2,310(税込)
※〈日本盤のみ〉解説付/対訳付/SHM-CD仕様
予約:https://umj.lnk.to/RingoStarr_rf
収録曲:
1. シャドウズ・オン・ザ・ウォール
2. フィーリング・ザ・サンライト
3. リワインド・フォワード
4. ミス・ジーン
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