ピーター・フランプトン、ドリー・パートンのロック・アルバム参加は立候補

ポスト

ドリー・パートンがこの秋発表するロック・アルバム『Rockstar』に参加したピーター・フランプトンは、自ら、やりたいと名乗り出たそうだ。

◆ピーター・フランプトン画像

フランプトンは、自身の曲「Baby, I Love Your Way」とザ・ビートルズの「Let It Be」のカヴァーの2曲でパフォーマンス。多数のアーティストがゲスト参加する中、2曲でプレイしたのは彼だけだという。

フランプトンは、「ドリーのアルバムに参加できとても光栄で、嬉しい」と『Ultimate Classic Rock』に話している。「一緒にいた友人から、スティーヴン・タイラーとのデュエット(「I Want You Back」)のバッキング・ヴォーカルをやったところだって聞き、“そうだった。彼女、ロック・アルバム作ってるんだよね”って話してたんだ。それで、家に帰って、マネージャーに電話し、“ドリーがアルバムを作っているところだって聞いた。僕はギター・ソロがやりたい”って伝えた。マネージャーは、“ああ、ドリーのこと知ってるよ”って。その後、ドリーのプロデューサー、ケント・ウェルズから電話があり、“ギター・ソロやりたいって聞いたけど”って言われ、“ああ、やりたい”って答えたんだ。“ギター・ソロだけ?”って訊かれたから、“そうだな、ギター・ソロっていうのは「エサ」かな。デュエットは全部決まってると思ったから……”って言ったら、“君の曲の一つをドリーと歌うっていうのは考えられない?”って言われたんだよ。僕は、“ちょっと考えさせて……、やる!”って答えた(笑)」

「10分後にまた電話があって、“ドリーは君と「Baby, I Love Your Way」をやりたがってる”って言われたんだ。それでやったんだけど、かなり凄いことになった。彼女は別のレベルに引き上げてくれた。彼女があれをやりたいと思ってくれて、本当に光栄だ」「その後、“ケント、素晴らしかった。ありがとう。でも、僕がギター・ソロで君を釣ったの、忘れないでくれよ。僕はいまでもギター・ソロをやりたいと思ってる”って言ったんだ。そしたら、“オーケー……「Let It Be」でやる?”って誘われた。“まさか”って答えたら、“ポール(・マッカートニー)が歌い、リンゴ(・スター)がドラム、ミック・フリートウッドがタンバリンをプレイする”って言われて、“オー・マイ・ゴッド”だよ。僕はそこでソロをプレイし、これに関しては有頂天だ」

『Rockstar』には、フランプトン、ポール、リンゴ、フリートウッド、スティーヴ・ペリー、エアロスミスのスティーヴン・タイラー、エルトン・ジョン、スティング、デュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、モトリー・クルーのニッキー・シックス、ジョン5、スティーヴィー・ニックス、ピンク、マイリー・サイラスらが参加し、30曲を収録。11月17日にリリースされる。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報