メタリカのカーク・ハメット、故クリフ・バートンの思い出を語る

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メタリカのギタリスト、カーク・ハメットが、1986年に交通事故により急逝した元バンド・メイト、クリフ・バートン(B)の人柄や思い出を語り、彼を偲んだ。

メタリカがツアーに出たときは、バートンと相部屋だったというハメットは、『Classic Rock』のインタビューでこんな逸話を明かした。「俺らはいつも一緒だった。3年間、ブラザーだった。“グルメ”って言葉が出回る前から、彼はグルメだったよ。メキシコ料理や寿司、朝飯が大好きだった。いつも食べ物の話をしてた。すごい量食べてたよ。ビールも大量に飲んでた。それがどこに消えてたのか、わからない。俺らは彼を“ペンシル・レッグス(鉛筆のように細い足)”って呼んでた」

「クリフは人生を愛していた。充実した人生を送ってた。時間を無駄にはしなかった。音楽をプレイしていないときは、自分をハッピーにする他のことを見つけてた。不満を口にすることは、ほぼなかった。彼が僕らのもとを去ったとき、一人の人間としてこの上ない影響力を持ってた。それは決して衰えない」

以前、『Metal Hammer』誌は、ハメットがメタリカに関する本『Enter Night: A Biography Of Metallica』(2010年)の著者ミック・ウォールとのインタビューで「僕はいまでも、毎日、彼のことを考えている……。彼が言ったこと、彼がしなかったこと……何かしらについて」と話したと伝えていた。



Ako Suzuki
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