lol-エルオーエル-、デビュー5周年記念ワンマン「みんなが自慢できるようなグループでありたい」

lol-エルオーエル-が3月28日（日）、東京・昭和女子大学 人見記念講堂にて＜lolｰエルオーエルｰ 5th ANNIVERSARY LIVE 2020＞を開催した。

◆ライブ画像

この公演は当初2020年3月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響により2度延期されていたため、ファンにとってもメンバーにとっても念願の開催となった。


日本レコード大賞新人賞も受賞した彼らのデビュー曲「fire!」でライブがスタート。「ladi dadi」「spank!!」とデビュー作から順にシングル楽曲が続き、lol-エルオーエル-の魅力のひとつでのあるダンスを堪能できるステージに、会場のボルテージは一気にあがった。前半は懐かしいナンバーでのメドレーも披露。

MCではメンバーからの挨拶後、感染対策のため声を出して応援ができないファンと意思疎通を図るために、メンバーの直人がコール＆レスポンスに代わる「コール＆シェイキングダンス直人」という独自の応援方法を用意し会場のファンにレクチャー。くすりと客席から笑いがおきつつも、一体感が増す会場。


hibikiが初めて作詞に挑戦した「love game」、小見山直人によるソロダンスパフォーマンス、そして佐藤友祐のソロ曲「sink into the dark」も続けて披露され、会場の熱気はますます高まる。さらに先日ミュージックビデオが公開されたばかりの「blaze」が初披露され、これまでにない激しいダンスパフォーマンスでファンを魅了した。

アンコールではオープニングアクトも務めた事務所の後輩、GENICが再度登場し、lol-エルオーエル-とのコラボステージを披露。両組の男子メンバーは「girlfriend」を、女子メンバーは「like that!!」をパフォーマンスし、これまでとはまた違った新たな楽曲の一面を見せた。


その後のMCではメンバー、一人ずつ挨拶をし、久しぶりにファンの前でライブができる喜びとファンに対する感謝を改めて伝えた。「もっと状況がよくなってきたらファンの皆さんと一緒に叶えたい目標は日本武道館でのライブです」と今後の目標を述べた小見山直人。

デビュー当時14歳だったmocaは「私の青春は丸々lolにあって、ファンの皆さんと共に過ごしてきた時間は誇りで、
私がこのステージに立てているのもファンの皆さんのおかげです」とlolとしての活動を振り返った。lolに入る事をきっかけに歌とラップを始めたというhonokaは「デビュー当時不安だらけだったが、SNSに届くたくさんのメッセージやファンの応援に助けられ、私が自信を持ってこのステージ立てたのはみんなが支えてくれたおかげです。心から感謝の気持ちを伝えたいです」と感謝を伝えた。

2度の延期によりライブの開催に不安を感じていた佐藤友祐は「今日ライブをしてみて、やっぱりライブはいいなと思ったし、これからもみんなと一緒にいい景色を見ていきたいなと思ったので、この先後ろを振り向く事はなく、前だけを見て進んでいきたい」と決意を新た。hibikiはlolとしてこのステージに立てているのは応援してくれているファンの皆さんのおかげですと感謝を述べ「みんなが自慢できるようなグループでありたいです」とファンと共に成長していく事を誓った。

写真◎上飯坂一


◆lolｰエルオーエルｰ オフィシャルサイト