ギーザー・バトラー「ディオより先にデビル・ホーンズ・サインを使ってた」
ロニー・ジェイムス・ディオにより広く知られるようになった“デビル・ホーンズ”サインだが、ブラック・サバスのバンド・メイトだったギーザー・バトラーは、ディオより数年早くそれを使っており、彼に紹介したのは自分だと話した。
◆ブラック・サバス画像
月曜日(3月8日)、SiriusXMの『Trunk Nation With Eddie Trunk』にゲスト出演したバトラーは「僕はあのサインを前から使ってた。1971年以降、僕がそうしてる写真がある」と明かした。「“Black Sabbath”(1970年)の曲の合間、最後のスピーディーなパートに入る前にいつもやってたんだ。オーディエンスに向けあのサインを見せてた」
「Heaven And Hellツアーの最初のころ、ロニーがこう言ったんだ。“俺がステージに上がると、みんな、俺に向けピース・サインをしてくる。あれってオジーのものだ。俺は彼らに何かやって返すべきだって思う。君がBlack Sabbathでやっているサインは何だ?”って。それで、あのデビル・ホーンズ・サインを見せたんだ。そこから彼がやり始め、有名にした」
なぜ、これまでその逸話を明かさなかったのかと問われると、バトラーは「深く考えたことなかった。さっき言った通り、1971年、僕がそうしてる写真がある。オジーのピース・サインに代わるものってだけだった。(ザ・ビートルズの)『Yellow Submarine』のジャケ写で、ジョン・レノンのカートゥーン・キャラクターがやってるのが見られる。1966年かなんかだ。だから、あれは古くからあるサインなんだよ。僕は、アレイスター・クロウリー(英国のオカルティスト)がやってたからやっただけだ」と答えた。
ラジオ番組の司会者Eddie Trunkはその後、1971年に撮られたデビル・ホーンズ・サインをするバトラーの写真を見つけ、Twitterに投稿。バトラーはそれに「これははっきりさせておく…僕は、僕がデビル・ホーンズ・サインを発明したとは言ってない」「ロニーがあれを有名にし、この先もずっと彼と関連付けられるだろう。他の誰かが何と言おうが」と返信している。
Ako Suzuki