WONK、新アルバム『EYES』収録曲発表。予約限定盤にはARの仕掛けも

WONKが6月にリリースする通算4枚目のフルアルバム『EYES』の収録曲が発表された。

『EYES』は、高度な情報社会における多様な価値観と宇宙をテーマに、様々な作家と共同で作り上げた架空の映画『EYES』の脚本を下敷きとして展開されるサウンドトラック的な内容の作品になるという。EP「Moon Dance」（2019年）の全曲と、配信シングルとして発表された「Signal」「HEROISM」、新曲10曲を含む全17曲が収録される。

6月17日（水）にデジタルアルバムとしてリリースされるほか、24日（水）にはアートブックとCDがセットになった特殊仕様の完全予約限定作品が発売される。こちらは1曲ごとにCGビジュアルイメージと歌詞／対訳が描かれ、ARの仕掛けも施された、視覚的にも『EYES』の世界に没入できる内容となるそうだ。3DCGは「HEROISM」のOfficial Audioと同様、nagafujirikuが手掛け、装丁はグラフィックデザイナーの真壁昂士が担当する。



WONKのリーダー、荒田洸（Dr）はアルバムについて次のようにコメントしている。

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「今回リリースするアルバム『EYES』は様々な価値観が交差する現代社会にむけたコンセプトアルバムです。
SNSの普及で多くの人が自分の価値観を共有できるようになった昨今、自分が親しいコミュニティーや自分に都合の良い情報で周りが塗り固められている状況が多くなってきているように感じます。エコーチェンバーという言葉で表現されるような状況は果たして健康的な状態といえるのでしょうか。自分の周り、そして自分とは離れた場所、違った価値観の元で生活する様々な『EYES』はそれが自分の価値観とは合わないように思えても自らの人生においてきっと何かしらの糧となるはずです。
今回のアルバムは楽曲そしてアートブックを通して様々な『EYES』を受け入れ人生を通して考え続けることの意味を提示し、人々になにかしらのアクションが起きることを望んで制作しました。それはリスナー側と同時に作る側である我々自身への問いかけでもあり、作品を通して起こりうるアクションが皆さんの人生にとって何かしらプラスになりますようWONK一同願っています。」──荒田洸

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