ルイス・キャパルディ、自身出演の「サムワン・ユー・ラヴド」新MV公開

ルイス・キャパルディのデビュー・アルバム『Divinely Uninspired To A Hellish Extent』より、「サムワン・ユー・ラヴド」のミュージック・ビデオのニュー・バージョンが公開されている。

◆ルイス・キャパルディ動画、画像

2018年のEP「Breach」にも収録された「サムワン・ユー・ラヴド」は、臓器移植のチャリティー団体Live Life Give Lifeとのコラボレーションで制作された感動的なミュージック・ビデオも話題を呼び、2019年に入って全英シングル・チャート7週連続1位を記録した大ヒット曲だ。自身が出演する今回の新ビデオについて、キャパルディは「楽曲の別の側面を表現したかった」と次のように語っている。

「この曲の別の側面を表現したかったんだ。僕らが弱ってしまっている時に支えてくれて、恐れや困難に直面した時に正しい判断へと導いてくれる周りの人間についてのビデオなんだ。よく自分の方が正しいと頭ごなしに決めつけて、家族や友人らを無視することがあるけど、よくよく考えてみるとこういった状態にある時に正しい判断を下すのなんてほとんど不可能なんだ」



「サムワン・ユー・ラヴド」は各国でセールスを伸ばし、8月にはアメリカでもプラチナ・ディスクに認定された。キャパルディはこの発表を受け、「今日そのことを知って、冗談かと思った。今だに僕が理解できてないだけで、何かしらの巧みな冗談だと思っているよ。アルバムを買ってくれたり、ストリーミングで聴いてくれたり、公園で知らない人に向かって大声で歌ってくれたみんな、ありがとう。あと半年はレコード会社から解雇されないはずだ。スコットランド出身の悲しい曲を歌うぽっちゃり男子が歌手になる夢が続くことが本当に嬉しいよ！」とコメントしている。

ルイス・キャパルディは2020年3月の全英アリーナ・ツアーを前に、年明けにアジア・オセアニア公演を開催予定。1月9日には東京・LIQUIDROOMで単独公演が行なわれる。