全英アルバム・チャート、フー・ファイターズの新作が1位

今週のUKアルバム・チャートは、フー・ファイターズがテイラー・ホーキンス（Dr）の死後初めてリリースした新作、通算11枚目のスタジオ・アルバム『But Here We Are』が初登場で1位を獲得した。彼らにとって6作目の全英NO.1アルバムとなった。

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2位には、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの4枚目のスタジオ・アルバム『Council Skies』がチャート・イン。同作は、週半ばの集計では200ユニットの僅差でトップにつけていたが、週後半、『But Here We Are』が追い上げ、逆転した。ノエルはこれまで、オアシス時代を含め10作全てのスタジオ・アルバムが全英1位に輝いていた。

先週まで2週連続でトップだったルイス・キャパルディの『Broken By Desire To Be Heavenly Sent』は3位に後退。今週はトップ2作ほか、英国のシンガー・ソングライター、ソフィー・エリス・ベクスターの『HANA』が8位に初登場している。



シングル・チャートは、7週間ぶりに首位に動きがあり、UKのラッパー2人、デイヴとCentral Ceeのコラボ「Sprinter」が初登場で1位に輝いた。1週間で1,340万回がストリーミングされ、UKにおけるラップ・ソングの週最多記録をマークしたという。

先週まで6週連続（非連続では8週間） 1位だったカルヴィン・ハリスとエリー・ゴールディングの「Miracle」は2位に後退。アイルランド出身のシンガー、Jazzyの「Giving Me」が6位から3位へ上昇した。

今週新たにトップ10入りした新曲は計2作あり、トップの「Sprinter」ほか、英国のドラムンベース・グループ、ルディメンタルの「Dancing is Healing」が先週の11位から上昇し、8位につけた。




Ako Suzuki