【レポート】新浜レオン、成田山新勝寺でデビュー曲ヒット祈願「令和を代表するような歌い手に」

歌謡歌手の新浜レオンが、令和元年5月1日に1stシングル「離さない 離さない」でデビューする。自身が幼少の頃から毎年必ず初詣に訪れていた大本山成田山新勝寺にて4月29日、ヒット祈願となる御護摩祈祷と歌唱イベントを行った。

◆新浜レオン 画像

ゴールデンウィークで賑う成田山新勝寺には大本山ならではの神聖な空気が漂い、大本堂内は静寂な雰囲気に満ちていた。午前11時、御護摩祈祷に参加した新浜は真剣な表情で最前列に正座、覚悟を感じる凛とした姿はひときわ印象的だった。その後の本堂前でのフォトセッションにはメディアがカメラを連ね、一般参拝客は驚きの表情で周囲を囲む形となった。異例の混雑となった大本堂前のフォトセッションに、新浜に対する期待との高さが伺える。


12時半からは本人自らうちわを配布。180cmという高身長と端正な顔立ちで人々の視線を独り占めにし、若い男女や年配のご夫婦、国内外の多くの人々から声を掛けられ、人だかりが絶えない。

そして13時より、総門前広場で歌唱イベントがスタートした。司会者の呼び込みの後、まずは1970年代ヒット曲のカバー「青春時代」を披露。幅広い年代に親しまれているナンバーなだけに会場は一気にヒートアップし、会場配布されたウチワを振りながら応援する人の姿も増えていく。MCでは爽やかな挨拶に続けて、デビューシングルの3曲目に収録した「青春時代」に22歳の新浜の思い出が詰まっていたことを明かした。

「はじめまして。令和元年5月1日、「離さない 離さない」という歌謡曲でデビューさせていただくことになりました新浜レオンです。「青春時代」はまさに自分の青春時代の思い出が詰まった一曲です。大東文化大学での『ミスター大東コンテスト2017』に応募した際、この曲を歌ってグランプリを獲ったという思い出もあります」──新浜レオン


また、縁の深い大本山成田山新勝寺で歌唱イベントを行うこと、令和元年施行日にデビューすること、新曲「離さない 離さない」について感謝を込めて語った。

「子供の頃から欠かすことなく、元旦には初詣に来させていただいた本当に大切な場所が、ここ成田山新勝寺です。その成田山新勝寺でイベントをさせていただけることに、この上ない幸せを感じています。
　令和元年というまたとない機会でデビューさせていただくことに、まずは感謝の気持ちでいっぱいです。令和の時代を代表するような、そしてたくさんの方々に愛される歌い手になれるように頑張ります。
　新曲「離さない 離さない」は、作詞渡辺なつみ先生、作曲大谷明裕先生、編曲矢野立美先生という大変豪華な先生方のもと、作っていただくことができました。オケ録りのレコーディングでビッグバンド編成の演奏が目の前で一気にドーンとなった瞬間は、本当に鳥肌が立って、自分が鳥になっちゃうんじゃないかと思うほどでした。本当に大切な一曲なので、大切に大切に心を込めて歌っていきたいと思います」──新浜レオン

完成したばかりの「離さない 離さない」ミュージックビデオを見た感想について、「正直、自分で言うのもおかしいですけれど、カッコよかったです」と会場の笑いを誘った新浜は、続けてデビュー曲「離さない 離さない」を披露。MC中の掛け合いの練習も効果もあり、“離さない 離さない”というサビの部分と合間での“レオン”コールによって、会場が一体となっての盛り上がりをみせた。習い始めた社交ダンス風の振り付けは長い手足をより際立たせ、華やかなステージが繰り広げられた。


この後のMCでは、幼少時から大切にし続けた成田山新勝寺でイベントを行えたこと、新浜のラッキーカラー緑のTシャツを着てイベントを支えたスタッフや、憧れの演歌歌手である父親、最初は猛反対だったけれど今は応援してくれる母親、すべてに感謝の気持ちを語った。その途中、言い尽くせない想いが込み上げて、何度も言葉を詰まらせた新浜。そして歌ったミディアムナンバーのカップリング曲「心奪って」を終えると、鳴り止まない拍手と共にどこからともなくアンコールの声が響きわたった。

事前予定がなかったアンコールだが、デビュー曲「離さない 離さない」を再び歌唱することが急遽決定。より一層の盛り上がりをみせ、ステージは華やかに、そして感動的に幕を閉じた。「令和を代表するような、そして皆さんから愛される歌い手になりたい」とは、この日、新浜が何度も語った言葉だ。誠実な人柄と夢に向かう真っ直ぐな姿勢、滲み出る優しい人柄は、今後多くの人の心に届くに違いない。この場にいたたくさんの人がそう実感したであろうデビューイベントとなった。