【レポ＋インタビュー】新浜レオン、7thシングル発売記念イベントに江戸川コナンとキッズダンサー26名と観客400名が集結「踊レオン！」

新浜レオンが7thシングル「Fun! Fun! Fun! / 炎のkiss」のリリース日である4月16日、東京・錦糸町マルイ1F特設屋外ステージにて発売記念イベントを開催した。

◆新浜レオン 画像 / 動画

平日17時スタートにもかかわらず、観覧スペースから溢れるほど詰めかけたファンは約400人。グリーンに光る星型ペンライトを手にした観客の“レオンコール”が錦糸町駅前まで響き渡る中、「Fun! Fun! Fun!」の衣装に身を包んだ新浜レオンが登場した。通行人も思わず足を止めるほどの黄色い歓声が沸き起こった。

「皆さん、こんにちは！ よろしくお願いします！ 最後まで全力で歌います！」と挨拶した後、アニメ『名探偵コナン』エンディングテーマ「Fun! Fun! Fun!」のサビ部分のダンスをお客さんへ向けてレクチャー。江戸川コナンと少年探偵団がエンディング映像で元気に踊る“WAKI WAKI(ワキワキ)ダンス”は、“ワクワクする気持ち”と“和気あいあいとした雰囲気”から名づけられた振り付けだ。総勢26人のキッズダンサーと共に元気いっぱいのパフォーマンスはステージも観客も自然と笑顔に。歌い終えた新浜は、ファンに向かって「もう完ぺき！」と嬉しそうな表情を見せた。



続いては『名探偵コナン』つながりで、アニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』のオープニング主題歌「捕まえて、今夜。」へ。TikTok総再生数1億回を突破するブームとなった“窓拭きダンス”で、観客と一体となるなど序盤から大盛り上がりだ。

前回、ここ錦糸町で開催したイベント時に、木梨憲武がサプライズ登場したことを振り返るトークに続いては、両A面シングルのもう1曲、木梨憲武プロデュース＆所ジョージ作詞作曲によるコラボ第2弾「炎のkiss」を披露した。イントロが流れた瞬間、それまでの笑顔から一転して表情を引き締め、マイクスタンドを背負い投げするパフォーマンスが大胆で華やか。オトナの余裕と色気を漂わせながら歌い上げる姿に、「Fun! Fun! Fun!」とはまた別の魅力が宿る。

さらには、同じく木梨憲武プロデュース＆所ジョージ作詞作曲のナンバーであり、2024年末の『NHK紅白歌合戦』で歌唱した「全てあげよう」へ。同曲の間奏部分では、「必ず今年も紅白に行きます！」と力強く宣言し、そのラストは“膝スラ(膝スライディング)”で観客を沸かせた。


イベント終盤には、スペシャルゲストとして『名探偵コナン』の江戸川コナンが登場。「本物だ！」と新浜自身も大興奮。新浜曰く、「コナン君とは初共演」とのこと。コナンも事前に”WAKI WAKIダンス”を練習してきたとのことで、再びキッズダンサーをステージに呼び込んで、全員一緒に「Fun! Fun! Fun!」を踊るなど、会場は明るくハッピーな雰囲気に包まれた。

新浜レオンとコナンは二人でTikTok用の動画撮影も行い、レアなコラボレーションが実現。イベントの最後は、コナンの「真実はいつもひとつ！」の決めゼリフポーズで撮影タイムも。



「『名探偵コナン』という日本を超えて、世界でも愛されているアニメとご一緒できたことに感謝し、この「Fun! Fun! Fun!」を通して少しでも笑顔と『名探偵コナン』の魅力を届けられるよう、これからも大切に歌っていきたいと思います」──新浜レオン

そして「コナン君、ありがとう！ またね〜！」と江戸川コナンを見送って、約1時間にわたるリリース記念イベントが終了した。その後、ファンが見守る中でマスコミ関係者による囲み取材が実施。その一部を抜粋して紹介したい。


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──今日のイベント、盛り上がりましたね！

新浜：本当に嬉しいです。平日の水曜日ですけど。また天気も良い感じで。

──「Fun! Fun! Fun!」のダンス、皆さん覚えていてすごかったです。

新浜：簡単なダンスなので、初めてでも絶対にできると思います。今日も小さいお子さんが一生懸命踊ってくれてましたし。子どもから大人まで、みんなで楽しめる1曲になればいいなと思ってます。

──ダンスのコツを改めて皆さんに教えてもらえますか？

新浜：右手と左手をシェイクするイメージです。このときの腕の振り幅は、小さくするよりも脇が見えるくらい大きく動かすことがポイント。脇が見えるくらい大きくっていうことで、“WAKI WAKI(ワキワキ)ダンス”と命名……っていうのは今思いついただけで（笑）。WAKI WAKIにはちゃんと意味があるんです。コナン君たちが踊るエンディングと共に“ワクワク”する気持ちと、“和気あいあい”とみんなで楽しみましょうっていう意味を込めて、“WAKI WAKIダンス”と名づけたんです。

──“窓拭きダンス”に続いて、今年流行りそうですね。

新浜：これは何としても流行らせたいです！『名探偵コナン』ファンの方はもちろん、この曲をきっかけに新しく知ってくださる方々にも、元気になってもらえたら幸せだなと思います。


──『紅白歌合戦』出場や『名探偵コナン』のエンディングテーマを担当されるなど大人気で、ファンの皆さんは“レオンさんがどんどん遠い存在になってしまうのでは？”と、嬉しいような、心配なような気がしてると思うんですが。

新浜：紅白に出場してから、「もうリリースイベントはやらないんでしょ？」とか「遠い存在になっちゃうんだね」って、本当によく言われるんですけど、全くそんなことはないです。これまでと変わらず、皆さんと近い距離で歌うことが自分にとって一番の幸せですから。皆さんがいてこその新浜レオンなので。これはもう歌手である限り、その思いで頑張っていきたいと思ってます。

──また、「Fun! Fun! Fun!」は先ごろ動画公開されたこっちのけんとさんとのコラボレーションがSNSで話題になってましたね。

新浜：こっちのけんとさんとは紅白初出場組として共演以来、ご一緒する機会がすごく増えました。二人は今年29歳で、ラッキーカラーがグリーンといった共通点がいっぱいあるんですよ。連絡先を交換して、「いつかバーミヤンでご飯を食べましょう」って話しているくらいの仲です（笑）。

──贅沢なコラボですよね。

新浜：4月から、それぞれがアニメ主題歌を担当することになって。こっちのけんとさんは『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』のオープニングテーマ「けっかおーらい」、僕はTVアニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマ「Fun! Fun! Fun!」。YouTubeでお互いの新曲をコラボしたんですけど、純粋に楽しかったです。こっちのけんとさんは、歌がうまいのはもちろん、心が本当に綺麗で優しい方なので、改めて“音楽って心だよな”と感じましたね。

──そして「炎のkiss」はマイクパフォーマンスもあり、オトナの色気がダダ漏れでした（笑）。

新浜：いろんな姿を見せていきたいと思ってます。僕はまだデビューして6年で、紅白にも出場できましたが、夢ってずっと続いていくんだなと。紅白のステージに立って実感しましたね。

──最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

新浜：改めて、今日はお集まりいただき、ありがとうございました。必ず「Fun! Fun! Fun! / 炎のkiss」で年末の『紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』を目指したいと思ってます。そして、今年は全国ツアーもやっと開催されますので、みんなで一緒に、踊レオン(ファンと一緒になって掛け声)！ ありがとうございました〜!!

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なお、新浜レオンは4月26日の北海道・共済ホールを皮切りに、7月27日の東京・きゅりあん 大ホールまで、＜ファーストコンサートツアー〜全てあげよう〜＞を開催する。演歌・歌謡曲の枠を超えたエンターテインメントあふれるステージで、全国にレオン旋風を巻き起こしていくはずだ。

取材・文◎牧野りえ
撮影◎達川範一(B ZONE)