『宮本から君へ』池松壮亮主演でドラマ化、主題歌はエレファントカシマシ
エレファントカシマシが、4月6日よりスタートするテレビ東京系ドラマ『宮本から君へ』の主題歌を担当することが明らかになった。
◆『宮本から君へ』関連画像
『宮本から君へ』は、1990年から1994年まで講談社『モーニング』にて連載され、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹の同名漫画を原作とする青春ストーリーだ。文具メーカー「マルキタ」の新人社員・宮本浩を主人公に、恋にも仕事にも不器用な彼が成長していく姿とそれを取り巻く人間模様が描かれる。
映画『ディストラクション・ベイビーズ』などを手掛けた真利子哲也が監督を務め、主人公・宮本浩役には池松壮亮が決定。ライバル社と揉め事を起こした宮本が反省のしるしとして頭を丸めるシーンにも挑むなど、その変化を体当たりで演じる。
▲『宮本から君へ』(C)新井英樹/太田出版
エレファントカシマシは、原作者の新井英樹が大ファンを公言し、宮本浩次(Vo,G)が主人公・宮本の名前の由来になったことでも知られる、本作と縁の深いバンドだ。主題歌となる「Easy Go」について、宮本浩次は「自分たちのもっているものすべてをこの曲に注ぎ込みました。快心の作です」とコメントを寄せている。
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■池松壮亮 コメント
──主人公・宮本浩を演じるにあたって
僕自身が宮本浩をやれるだけの器、人間性があるのかどうか、日々自分自身に問い続けた2ヶ月間でした。それくらい難易度の高い役でした。
22歳で原作に出会い、衝撃を受けました。それから宮本浩という人は、僕にとって他のどの歴史上の人物よりも星であり、ヒーローでした。人としての力、生き様を物凄く尊敬していました。間合い、台詞一つ一つのニュアンスに宮本浩の人間性が浮かび上がると思ってやっていました。『宮本から君へ』は、これまで取り組んできた作品の中でもかなり強敵で、日々模索しながらも、敬意を込めて映像化したいと思っていました。
──坊主になるシーンについて
この作品以外で坊主にする事はよっぽどのことがない限りないでしょう笑
自分で言うのもあれですが、思いのほか漫画のキャラクターに似ていて、1人ほくそ笑んでしまいました。
──エレファントカシマシの主題歌について
僕にとってエレファントカシマシさんはとても偉大です。直接お会いした事はありませんが、その歌に何度となく救われ、鼓舞されてきました。隠れファンです。宮本浩はもともと名前の由来が宮本浩次さんからきています。今回、とんでもなくいい主題歌があがってきて本当に感激しています。
「剛者(つわもの)どもの夢のあと 21世紀のこの荒野に 愛と喜びの花を咲かせるぜ」という凄い歌詞があるんですが、この一文に、90年代に新井先生が書いた『宮本から君へ』を今やる意味と可能性が隠されているように思い、自分自身が『宮本から君へ』に取り組む想いとリンクして、また救われました。主題歌も合わせて楽しみにして頂ければと思います。
■真利子哲也監督 コメント
『宮本から君へ』と出会ったのは10代の頃。良いものはどれだけ時間が経っても良いもので、主人公の宮本浩はじめ、脇を固める面々までそれぞれの人生があって、その関係性から生まれる物語はどの時代にも突き刺さる魂があります。この原作の映像化は生半可な覚悟でやれません。主演の池松壮亮を筆頭に、集まるべくして集まったキャスト・スタッフとともに、並々ならぬ愛をもって直球勝負を挑んだ渾身の作品です。
■新井英樹 コメント
真利子監督、池松くんはじめ役者さんスタッフの方々の熱意
本当にすごかったです
同じ表現者として頭の下がる思いと感謝しかありません
もう『宮本』はボクのものじゃないと思ってます
原作への思いでいうと撮影現場ではボクが一番外野でしたから
これって幸せな経験ですよ
池松くんの宮本、池松?ってくらい驚かされました
ヒロイン(まだ公表できないのかな?)ずっと大好きです
真利子くん、これからも絶対支持してくよ
どうか皆さん『宮本』を好き勝手、捨て石なり踏み台なりにしてください
■エレファントカシマシ 宮本浩次 コメント
真利子監督のこのドラマにかける熱意はすごかったし
真利子監督の主演池松壮亮氏への想いはさらにすさまじかった。
彼らの情熱が私にも移りました。
気合いで駆け抜けました。
この名作マンガの主題歌を歌えることが誇らしいし
真利子氏のドラマにかける思いはとてもピュアでした。
自分たちのもっているものすべてをこの曲に注ぎ込みました。
快心の作です。
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ドラマ25『宮本から君へ』
放送局: テレビ東京、テレビ大阪 ほか
原作: 新井英樹「定本 宮本から君へ」1巻~4巻(太田出版)
主演: 池松壮亮
脚本: 真利子哲也
監督: 真利子哲也
主題歌: エレファントカシマシ「Easy Go」
チーフプロデューサー:大和 健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:藤野 慎也(テレビ東京)、清水 啓太郎(松竹撮影所)、加藤賢治(松竹撮影所)
制作:テレビ東京 / 松竹撮影所
製作著作:「宮本から君へ」製作委員会
番組公式HP: http://www.tv-tokyo.co.jp/miyamoto_kimi/
番組公式Twitterアカウント @miyamoto_kimi
(C)「宮本から君へ」製作委員会
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