ブルース・スプリングスティーン「僕らは新しいアメリカン・レジスタンスだ」
ブルース・スプリングスティーンが、日曜日(1月22日)オーストラリア・パースで開いた公演で、前日、ワシントンをはじめ米国各地で開催された<Women’s March>への支援を表明し、人権保護や差別撤退を目指し闘い続けることを宣言した。
◆ブルース・スプリングスティーン画像
スプリングスティーンは、オーディエンスを前にこう話したという。「僕らの心と精神は、昨日アメリカ各地、そしてメルボルンで行進した大勢の女性や男性と共にある。僕らは、ヘイトや分裂に反対し、寛容、一体化、公民権、人種間の平等、LGBTQの権利、環境、賃金の平等、男女平等、ヘルスケア、移民の権利を支援し、結集した。僕らは君たちと共にある。僕らは新しいアメリカン・レジスタンスだ」
<Women’s March>はアメリカの400以上の都市および世界168ヶ国700近くの地域で開かれ、その中心であるワシントンでは50万人以上が参加した。ミュージシャンでは、マドンナ、アリシア・キーズ、ジャネール・モネイらがパフォーマンスやスピーチを行ない、アリアナ・グランデ、ピンク、マイリー・サイラス、ヨーコ・オノ、U2のジ・エッジ、ジョン・レジェンド、ハイムらが行進に参加した。
Ako Suzuki
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