グラハム・ボネット、レインボー脱退を後悔

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グラハム・ボネットは、自我を抑えられずレインボーを脱退したことを後悔しているそうだ。

◆グラハム・ボネット画像

MetalTalkのインタビューで、「1980年、バンドを辞める前に「I Surrender」をレコーディングしたという話は本当か?」と問われたボネットは、ファンならご存知の逸話を語ると同時に、一言付け加えた。

「レコーディングし始めてたよ、ああ。バッキング・ヴォーカルをやった。そのあと辞めたんだ。ほかに何もなかったからね。ロジャー・グローヴァーに“ほかに何やる? 俺はバッキング・ヴォーカルをやった。ほかに何があるんだ?”って訊いた。“何もない”ってさ。だから、俺はLAへ戻った。そうしたら少しして、彼らから電話があり、“もっと曲がある”って言われた。俺は“戻る意味はあるのか? 俺は他のことをやるって決めたんだ”って答えたんだ。(彼らから)“考えてみてくれ、君がやりたくない曲はほかのシンガーに任せ、君は好きなものをやるっていうのはどうだ?”って言われたから、俺は“やだね、それは上手く行かない。シンガー2人なんて”って返したんだ」

「それで、辞めたんだよ。信じられないような話だが…。なんて愚かなんだ。俺はいま、悔やんでる。もうちょっと長く在籍すべきだったからな。バンドにはそのことで謝った」

レインボー脱退を後悔しているのかと念を押されると、「ああ、その通りだ。なぜなら、俺は多分ちょっと…、俺のエゴは俺を別の場所へ連れ出そうとしていた。俺は、ちょっとうぬぼれ過ぎていた。でも、最終的にはなんとかいったが」と答えた。

ボネットがレインボーに在籍したのは1979年4月から約1年半だけだったが、バンドへの貢献は大きかった。


Ako Suzuki
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