グラハム・ボネット、ブラック・サバス加入を打診されるも「この外見じゃね…」

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レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、アルカトラスなどで活躍してきた名ロック・ヴォーカリスト、グラハム・ボネットが、過去にブラック・サバス加入の話を持ちかけられていたことを認めた。

『Disturbing The Priest』ポッドキャストのインタビューで、噂は本当かと問われた彼は、こう答えた。「ああ、彼(トニー・アイオミ)からある日、電話があった。僕は“どうかな”って思ったよ。この外見で、ブラック・サバスってバンドにいる自分が想像できなかった(笑)。僕はブラック・サバスらしくない。髪の毛をすごく長く伸ばし、黒に染め、髭をはやすかなんかしないと。しっくりこなかった。音楽もだ。なぜなら、自分はブラック・サバスのようじゃないものをやりたいと思っていたからね。ある意味、アンチ・ヘヴィだった。僕が作っていたもの、ギタリストである他の友人たちが作っていたものは、いわゆる典型的なヘヴィ・メタル、ヘヴィ・ロックではなかった。

ボネットは2018年の『The Metal Voice』のインタビューで、「はっきり覚えていないけど、1980年頃だったと思う。ブラック・サバスの誰か、覚えていないが、誰かから加入することに興味はないか訊かれた。僕はレインボーを離れたところだったからね」と、話していたという。


ボネットは来月、UKでグラハム・ボネット・バンドのツアーを開催。「レインボー、アルカトラス、ソロ、多分、少しマイケル・シェンカー・グループ」の楽曲をミックスしたキャリアを総括する興味深いセットリストになるという。

Ako Suzuki
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