ロニー・ロメロ、レインボーへの参加「感謝しているが、もうやらないと思う」
ロック・ヴォーカリストのロニー・ロメロは、リッチー・ブラックモアズ・レインボーに参加できたことを光栄に思い、ブラックモアに感謝しているが、現在のところ、再びやりたいとは思っていないそうだ。
ロメロは、『The Classic Rock』ポッドキャストのインタビューで、最も満足しているプロジェクトは何だったかと問われると、こう答えた。「もちろん、子供のころから大ファンだったリッチーに会い、レインボーで彼とプレイできたことだ。あれが始まる前に亡くなった父に見せられたら良かった。彼もまた、ディープ・パープルの大ファンだったから。彼に見て欲しかった」
しかし、ブラックモアから連絡があったら、またやりたいかとの質問にはこう語った。「うーん、それはないと思う。でも、コロナ前は話してたんだよ。僕ら、2020年にツアーをやるつもりだった。でも、コロナのせいで全てが止まった。彼とはそれ以来話していない」「マイケル・シェンカー(・グループ)を辞めたときと同じだ。もう一度やりたいとは思っていない。すごく楽しかったよ。さっき言ったとおり、多分、僕のプロ人生でのハイライトだった。リッチーは僕にチャンスを与えてくれた。それはずっと感謝していく。でも、またやりたいとは思っていない。もう僕のいる場所ではないと思う。失礼なことだけどね。僕はこれからは自分のキャリアに向き合いたいんだ。自分の名を前面に出し、自分の音楽をやりたい」
ロメロは2016~2019年にリッチー・ブラックモアズ・レインボーに参加し、UK/ヨーロッパでフェスティバル出演を含め15公演が開催された。
ロニー・ロメロは9月に、全曲オリジナルでは初となったソロ・アルバム『Too Many Lies, Too Many Maters』をリリースしている。
Ako Suzuki
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