ワン・ダイレクションのルイ、デビュー・シングルを初披露

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ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンが土曜日(12月10日)、ワン・ダイレクションが誕生したUKのオーディション番組『The X Factor』に出演し、ソロ・デビュー・シングル「Just Hold On」を初披露した。

◆ルイ・トムリンソン画像

曲は、DJ/プロデューサーのスティーヴ・アオキと共作したもので、番組でも彼と一緒にパフォーマンスした。同日、ダウンロードされすぐにiTunesチャート(UK)で1位に輝いたという。

数日前に母を亡くしたばかりのルイは、この夜のパフォーマンスを彼女に捧げた。『The X Factor』はその映像を公開。審査員のサイモン・コーウェルは「僕は君をアーティストとしても人間としても尊敬している。お母さんは君のことを本当に誇りに思っていた。彼女は今夜のことをとても楽しみにしていたし、いま空の上から見ていることだろう」とコメントした。ルイは涙をこらえ、オーディエンスの歓声に応えた。

“終焉”をテーマにした「Just Hold On」は母のために作ったと言われている。ルイはパフォーマンス後、「想像していた以上に辛かった」とツイートしている。

また、会場のウェンブリー・アリーナには、ルイをサポートするため、ワン・ダイレクションのメンバー3人が駆けつけ、楽屋から彼のパフォーマンスを見守った。


Ako Suzuki
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