サイモン・コーウェル、ワン・ダイレクションが再結成するかは「疑問。後悔していることが1つある」

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ワン・ダイレクションの生みの親、オーディション番組『The X Factor』の審査員でプロデューサーのサイモン・コーウェルは、ワン・ダイレクションが再結成するかは「疑わしい」と考えているそうだ。その上で、後悔していることが1つあるという。

『The Diary Of A CEO』ポッドキャストにゲスト出演したコーウェルは、ワン・ダイレクションのメンバーには「君らに対する僕らのゴールは、十分なヒット曲を生み出すことだ。そうすれば、再結成したときにスタジアム・ツアーができる。つまりヒット・シングルが10曲は必要だ」と言っていたとの逸話を明かした。それを受け、プレゼンターから「ワン・ダイレクションは再結成すると思うか?」との質問が上がると、コーウェルは「疑わしいね」と答え、「後悔していることが1つある」と語り始めた。

「名義を自分のものにしておくべきだった。(名義は)彼らのものだ。そこが問題なんだよ。アニメとか作れただろう。だが、アーティストに名義を与えたら、君次第ではない。そこが、僕が後悔している唯一の点だ。もしこれ聞いていたら…、僕は君らから買い戻すよ(笑)」

「とにかく、僕は後悔している。例えば、メンバーの1人が何らかの理由でツアーをやりたくないと言い出したら、他のメンバーたちがツアーできなくなる可能性がある。もし僕が名義を持っていたら、そんな問題は起きない」

ワン・ダイレクションが開催してから8年以上が経過し、コーウェルは最近、次のワン・ダイレクションとなり得るボーイズ・グループを誕生させるため、英国とアイルランドでオーディションを開催することを発表した。来月初めから、ニューカッスル、リバプール、ダブリン、ロンドンの4都市でスタートする。


Ako Suzuki
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