レッド・ツェッペリン、「天国への階段」陪審裁判、評決に至らず

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水曜日(6月22日)、レッド・ツェッペリンの名曲「Stairway To Heaven」の著作権をめぐる陪審裁判で、8人の陪審員たちは5時間に渡り評議を行なったが、判決を下すことができなかったという。翌日(23日)、再開される。

◆レッド・ツェッペリンIV画像

「Stairway To Heaven」のイントロが、1968年にスピリットが発表したインストゥルメンタル・トラック「Taurus」に似ていると、ジミー・ペイジとロバート・プラントを訴えたスピリットのギタリストで「Taurus」の作者、故ランディ・カリフォルニア(本名ランディ・ウルフ)の遺産管財人の弁護士は、レッド・ツェッペリンのメンバーは“選択的”な記憶と“都合がいい”真実しか明かしていないと非難し、最終弁論で、「ジミー・ペイジはイントロのアイディアをどこで得たか話していない。ランディ・カリフォルニアが作った「Taurus」からだ」と述べたそうだ。

一方、ペイジとプラントの弁護士は、問題の部分はこれまでも多用されているマイナー・コードだと反論している。また、40年以上経ったいまではなく、彼らの記憶が確かだった1972年に訴えを起こすべきだったと話したという。

評議は木曜日朝(6月23日)、再開される予定。


Ako Suzuki
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