R指定のマモ、「病み」を歌う背景
4月27日(水)に発売されるパーソナルロングインタビュー集『ROCK AND READ 065』の表紙巻頭で、R指定のマモが同誌に初登場する。
◆『ROCK AND READ 065』画像
現在88公演の全国ツアー<日本八十八箇所巡礼>を敢行中のR指定だが、バンド名をはじめ曲タイトルや歌詞などで過激な表現をしているゆえ、そのツアーファイナルの会場に想定していた日本武道館に使用を拒まれ、ならばと多くの超有名アーティストが勝負どころで使用してきた幕張メッセにその場所を切り換えた。相変わらず波乱に満ちた活動を展開しているR指定を牽引するのが、ボーカルのマモだ。
実はこれまで同誌は何度もマモに取材のオファーをしていたそうだが、「表紙じゃなきゃ出ない」とずっと拒み続けられてきたという。生い立ちを中心としたディープなロングインタビューが核となっている同誌だけに、マモはその理由を「今まで自分の人生観をガッツリと語ってきたことがなかったので、それならいっそ、表紙に出られるぐらいに成長してから登場しようと思ったんです」と語っている。彼がリストカットやメンヘラなど「病み」について歌うようになった背景を、その生い立ちから2万字ロングインタビューで検証するものだ。指定女子・指定男子(R指定ファン)にとって、まさに待望のものであろうし、そうしたR指定のイメージを具現化したエグいグラビア写真も必見となっている。
裏表紙は4月13日にミニアルバム『憧憬、睡蓮と向日葵』をリリースしたcali≠gariの石井秀仁だ。2009年の再始動以降、脱力感を増しながらも、なぜかどんどん精力的になっているという不思議な活動をしているcali≠gariだが、石井はそこにどんな思いで向き合っているのか、別プロジェクトGOATBEDとも比較しながら、その胸中を打ち明けている。
さらに、4月13日に復帰後2作目のEP「LIGHT AND DARKNESS」をリリースしたA9(a.k.a Alice Nine)の沙我、4月27日にソロとしてメジャーデビューするDのASAGI、6月に新ユニット「The THIRTEEN」としての初ライブを行なうSadieの真緒、Versailles復活の鍵を握っていたともいえるJupiterのHIZAKIなど、今回も全12人がパーソナルで、すべてロングインタビュー+コンセプチュアルな撮り下ろし写真で登場している。
『ROCK AND READ 065』
・石井秀仁/cali≠gari
・沙我/A9
・ASAGI/D
・真緒/The THIRTEEN
・HIZAKI/Jupiter
・輝喜/アンティック-珈琲店-
・珀/Blu-BiLLioN
・SaZ/DEZERT
・奈緒/アルルカン
・HAL/FEST VAINQUEUR
・進藤 渉/LIPHLICH
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