逗子三兄弟、故・今井洋介への想いを語る「あいつの夢も乗っけて」

逗子三兄弟が、11月28日にワンマンライブツアーのファイナル公演として、＜逗子三兄弟 5th Anniversary ＆ Tour Final ONEMAN Live in TOKYO「三匹の子ブタ ～伝説はここから始まった～」＞を東京キネマ倶楽部にて行なった。

◆逗子三兄弟 ライブ画像

ファミリー（ファンの総称）が大集合する中、仮面を被ったメンバーが登場。「最高の生音を届けるぜ！ここから伝説を始めよう」という二男の大雅の宣言のもと、バンドを従えた5人編成で演奏がスタートし、コミカルなダンスを交えた曲からしっとりとしたバラードまでを次々と繰り出していく。ファンへの感謝や今後の決意を述べたMCのあとには、逗子三兄弟にとって初のクリスマスソングとなる新曲「サンタクロースの正体は…」を1カ月早いクリスマスプレゼントとしてサプライズ披露。アンコールでは、優己がエレキギター、大雅がドラム、翔馬がアコースティックギターを担当してバンドスタイルの演奏を行ない、パンクバンドばりの熱いプレイでファミリーを喜ばせた。

また、この日のライブスタートの数時間前に、31歳というあまりにも早すぎる死が公表された今井洋介への想いが大雅より語られた。大雅と今井は小学校からの同級生で、地元・湘南出身者で固められたバックバンドのメンバーも含め、子供の頃から一緒に音楽を志した仲間だったという。今井のデビュー作「もう一度、手をつなごう」（2014年発売）は逗子三兄弟の全面サポートによって制作されている。大雅は「あいつの夢も乗っけてもっと頑張りたい」と話し、ラストに万感の思いを込めて「Life is beautiful」を歌い上げライブは幕を閉じた。

なお、今回初披露された新曲「サンタクロースの正体は…」は、12月2日より配信限定でリリースされることが決定している。

photo：Mishimagick