イーグルス・オブ・デス・メタル、事件後初のインタビュー

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Vice.comが、パリ連続銃撃事件で多くのファンを失ったイーグルス・オブ・デス・メタルのジェス・ヒューズとジョシュ・オムをインタビューした。ヒューズが初めて、あの惨劇を語った。

◆イーグルス・オブ・デス・メタル画像

インタビューの全てはこの先(今週)掲載予定だが、Vice.comはそれに先駆け、その一部映像を公開した。この中で、ヒューズは声を震わせながら、こう話している。


「何人かは俺らの楽屋へ隠れた。でも、犯人はそこに入ることができ、全員を殺したんだ。俺の革ジャンの下に隠れていた1人の少年を除いては…」

「死んだふりをする人たちもいて、みんな、すごく怖がっていた。これだけたくさんの人たちが殺害された大きな理由は、友達を残して逃げなかった人が多かったからだ…。たくさんの人が、彼ら(友人たち)をかばおうとしたんだ」

イーグルス・オブ・デス・メタルのコンサートが行われていた会場には、3人の襲撃犯が押し入り、89名もの命を奪った。

バンドは先週、以下のような声明を発表した。「いま家に戻り安全ではあるが、恐怖に震え、いまだフランスで起きたことを受け止めようと努力している。何よりもまず、俺たちのブラザーNick Alexander、レコード会社の仲間Thomas Ayad、Marie Mosser、Manu Perez、パリで命を奪われた全ての友人やファン、そして彼らの友人、家族、愛した人たちに心からお悔やみを申し上げます」

「犠牲者、ファン、家族、パリの市民、テロの被害に遭った全ての人たちと悲しみのもと結束している。しかし、俺らはいま、この新しいファミリーと、愛と慈悲という共通の目的により結ばれ、立ち向かおうとしていることを誇りに思っている」

「フランスの警察、FBI、アメリカとフランスの国務省、そして特に、あの想像を絶する苦難の中、できる限りの力を尽くしお互いを助け合った人たち全てに感謝する。今回も愛は悪に勝るということだ」

Ako Suzuki
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